私の疾患は、PMS、PMDD、気分変調症。

月経の二週間位前になると様々な症状が起こる。
頭痛、めまい、下腹部痛、胸がチクチクするような痛み、嘔気、睡眠障害、食欲不振。まるで、ジェットコースターに乗せられている気分。
精神的なものになると、感情の起伏が激しくなり、人格豹変。自分の中にモンスターを抱えている感じ。一度スイッチが入ると、たちまち暴言、暴力、破壊行為、アンガーマネジメントや理性に問いかけても、秒速で突破されてしまい歯が立たない。自分の心身であるにも関わらず、全くコントロール不能となる。まさに、暴走モード。
けれども、怒りは必ずコントロールできると信じて、日々トレーニングしている。怒りを上手にあやすことが出来たら、私はもっと生きやすくなる。
怒りの後には、自己嫌悪、自責、自己否定、自己肯定感がなくなる。絶望感、悲しみに囚われる。消えたくなる、希死念慮。それが日替わりで顔を出す。この時期は、思い出し怒りや、思い出し悲しみも多くなる。ホルモンバランスの関係で、これ程までの事が起こるなんて、信じられない。どれも、自分なのだけど、本来の自分はどこ行った?という感じだ。
 現在は、それに加えて気分変調症という耳慣れない疾患も同時にある。二つの疾患が相乗効果で、これまで以上に感情の波、体調の波の振れ幅が高くなり、取り返しのつかないことになる前にどうにかならないものかと思い、婦人科と心療内科のお世話になっている。 
 
 今までは、自分が我慢すればどうにかやり過ごせた。気合いと根性でどうにかなると思っていた。また、自分の性格や思考を変えれば、改善されると思っていた。様々な本や文献、ブログ等を読んでは試し、トライ&エラーの繰り返し。改善されたかと思えば悪化したりの一進一退。

 危機感を感じるようになってから、毎日記録を取るようになり、俯瞰して自分の症状を見ることが出来るようになった。一番激しかった頃よりは落ち着いている。
 
 何より、医師により診断を受け自分が病気であったという事実がわかっただけでも、とても心が救われた。もう、自分を責める必要も自分を否定する必要もないとわかり、ただ病気を治すことに集中するだけとわかって、とても心が軽くなった。
 自分は一体どうなってしまったのか?自分の性格が悪いのか?生き方がいけなかったのか?そんなことばかり考えて、このままずっと予測不能な暮らしをして行かなければならないのか?と途方に暮れていた。自分のことが信じられなくなって、色々なものをないがしろにし続けていた。

 だけど、今は自分の疾患を受け入れ、まずは感情の波を緩やかにすることを念頭に置いている。

 「ここいらで、自分の人生を自分の為に生きなよ。」と誰かに言われているような気がした。  



   誰のせいにもしない、自己責任の人生。
      私の世界から色彩が消えた。

 先を照らす光もなく、身動きの取れない状態で産まれたばかりの我が子を育てて行く。
 悲しむヒマもなく、新生児の子育てに追われていく。止まってしまったら、プッツリと糸が切れてしまうから動いていれば、その事を考えなくて済む。自分の心に出来た穴と向き合わずに済む。無意識のうちに感情や心にフタをしていた。今となってはわかるけど、自分と向き合うことを止め、自分を無視していた。何があっても決して無視してはいけない相手であるのに。
 
 自分が命を掛けて産んだ我が子は、とても愛しい。この子の為にも自分はしっかり立たなければ、邪悪なことに心奪われてはならない。憎しみを持ち続けることも許されない。
そんな事ないのに、勝手に思い込んでいた。

     そう、私の隣で生き続けて行くはずだった人が私の事を欺いて裏切り続けていたんだ。
 私は園に行くと、少しすまない気持ちになる。先生たちはどこまで知っているのだろうか。何だか、以前よりもよそよそしいのは自分の思い違いであってほしい。
今日から、婦人科で処方してもらった漢方を飲まなくなったせいか、ひどく落ち着かない。
そして、あの家に帰りたくなくて外へ出る。動ける時に動いておきたい。出来る事をやっておきたい。確定申告に必要な書類を揃えたり、口座の確認をする。
 正当な手順を踏んでの申請であるのに、現在働いていないということに後ろめたさを感じる。焦っても治るものではない。罪悪感を感じる必要もない。文章を書くことで自分の心と向き合い、気持ちをなだめる。
  
「何だか心がザワザワするんだね。少し心細いんだね。」

と自分の中にいる小さな女の子に話し掛けてみる。その子は膝を抱えて背中を丸めて小さくなって、私の心の中で縮んでいた。声を掛けると少し頭を上げて、こちらに目線を向ける。けれど、何も話してはくれない。

 「今まで、我慢させて、恐い思いや悲しい思いを沢山させてごめんね。これからは私があなたを守るよ。あなたの声に耳を傾けるよ。どんなに小さな声だって聞き逃さないから。少しでもあなたが心からくつろげるように、穏やかな気持ちでいられるように私が整えて行くから、これからもよろしくね。一緒にゆっくりで良いから歩みを進めて行こう。本当に今までありがとう。そして、ごめんなさい。」

 今に至るまでに、色々なことがあったけど自分の人生を諦めたくない。まだ、終わりにしたくない。

 だから、苦しくて泣きたいんだ。まだ、自分は全てを納得していない。
これから、自分に起こったことを遡り全てを落とし込み気持ちを洗い出し、俯瞰してあるがままを受け止めて行く作業を始めたいと思う。