昨日の夜中、すごく大きな雷と大粒の雨に窓が割れるんじゃないかと思った。


朝7時頃、警報を期待していたらしき小学生とテレビの前で落胆していたであろう中学生を横目にいつも通り自転車を走らせた。
相も変わらず雨は降り続けていたが、雨粒は小さくなっていた。
雨合羽を着た私は空色とは対称的な色鮮やかな傘を見て少し微笑んだ。



7月1日。

信じられない程に晴天だ。鳥がとびまわり、外からは子供達の笑い声が聞こえる。
空は明るい。

青い空の下で、色鮮やかな傘が干してある。