私見雑感・・・
東北地方を中心とした未曾有の大震災から2週間余りが経過しました。その間、記事の作成はしていませんでしたが、アンテナは最大限に張っているつもりです。遠く離れた地にあって、出来る事がとても僅かな事を悔しくも思います。微力ながら、募金を小まめに行うなどしながら、事の推移を見守っています。本文の前に、この大災害で喪われた多くの人命・あらゆる動物も含め、冥福を祈りたいと思います。さて、震災直後からの政府の動きをつぶさに観察していました。100年に一度とも言われる激甚災害です。普段は民主党を叩いている私ですが、流石に多少のミスや遅れには目を瞑りつつ、批判を控えるべきだと思っていました。ましてや、TVから流れる映像の非現実さに言葉を失った私にとっては恐慌さえも胸に去来したものでした。新聞のラテ欄があんなふうに埋まったのを見たのも初めてでした。震災直後、念の為に避難していた実家で母も同じ事を思ったようで、『人生で初めて見る』を連呼していました。1週間経ち、過熱報道にも一段落が付いた頃に被害の全容が徐々に姿を見せ始めて来ました。そしてそれに従って政府の対応が浮き彫りになりました。最初は政府の対応というよりも、原子力保安院という無能な集団の対応にイラッと来たのが始まりでした。そもそもこの原子力保安院は震災直後に原発から早々に逃げた連中だという事が後に分かったものでしたが、会見に臨むメンバーのニヤニヤした態度に怒りを覚えました。それから洪水のように流れてくる原発関連のニュースが、政府・東電・原子力保安院という3箇所からバラバラに行われる事から来る情報の混乱と、何よりも当事者たる東電・・・東京電力の対応の拙さが際立っていました。(後に分かった事ですが、陣頭指揮さえしていない社長さんは心労とやらでダウンしていたようですが、呆れて物が言えません。)いずれの発信源にも共通するのは、キチンとしたデータと現場の検証の無いままに文章を棒読みする様と、対応のしどろもどろさに不安を覚えた人は多い事でしょう。そして、我らが日本のトップたる、総理大臣・・・。震災後に行った声明における涙交じりの会見。そしてそれに先立った福島原発への無意味な視察。これは一説によればこの視察によって蒸気の開放が遅れ、結果的に今の長期化と後手後手の対応への引き金になったとも言われています。真偽の程は確かめようがありませんが、恐らくは事実なのではないかと思います。そして何よりも、不要不急の行動をしたという事実は曲げられません。更には与野党協議での取り決めで72時間の現地への訪問を差し控えるという取り決めを行った裏での行動という、姑息を絵に書いたようなやり口。流石パフォーマンス命の民主党の面目躍如といったところでしょうか。『私は原子力に詳しいんだ』と、息巻いた態度の返す刀で『臨界とは何だ?』と、有識者を集めた会議で尋ね先日の野党からの視察に於ける上記の内容を含めた非難には『少し勉強をして置こうと思った』と、答弁して何の疑問も不可解さも抱かない態度。総理、お願いですからもう黙ってて下さい。そして動くな。先日被災していない数箇所で統一地方選挙の幕が切って落とされました。あ、そういえばそれに先立って名古屋でもリコールによる県議会議員選挙もありましたね。地震のニュースですっかり忘れられていますが・・・。個人的にはああしたプチ民主党的な勢力にはさっさと退場願いたいものですが。閑話休題。その選挙運動の中で、先の総理が岐阜だったと思いますが、次のような発言を行ったようです。『一昨年の夏の衆議院選挙を思い出してください。』・・・思い出したくも無い悪夢を今更喚起して支持が得られると思っている所が怖い・・・。私は政治オタクでも何でもありませんが、こうした記事を書くに当たって一昨年を境に一つの感情を抑える事が難しくなりました。一つは、このような結果を招いた夏の選挙で民主党に与党を盗らせたあの愚挙。それを成し遂げたのは非支持を含めた私達国民です。その結果は目を覆いたくなるほど悲惨です。こんな状況で地方分権とはとんだお笑いです。以前にも述べましたが市長クラスならば罷り形にも罷免する事は可能です。しかし、知事にはそうしたシステムは無いという事です。これは選民の最たるものである総理大臣よりもある意味強大な権力を持つという事です。そこを改善しないままの権力委譲が如何に危険であるかは書くまでもありません。そしてそれよりも精神衛生上宜しくないのは、殺意すら覚える程の醜悪で愚かな民主党の面々です。その感情たるや原発の燃料棒収納プールに叩き落したい程です。凡そ、選民されるべからざる人間と言うのは存在するのだなと思いました。その前にはかの汚職やダーティーの代表格たる小沢氏が霞む程です。総理大臣を筆頭に、現場の士気を上げるどころか地に落とすような発言をする閣僚。児童会にも劣るような意味不明な特命大臣の乱発。忙しいと称して幾つ物委員会を無意味且つ無秩序に乱立させ、身動きの取れない与党議員。その一方で、この震災の最中に外交先で大いに羽を伸ばす議員や優雅に過ごす様子をわざわざブログに掲載する議員もあります。震災当初に野党からの協力の手を『政府の邪魔をするな』の一言で蹴って置いて、野党は協力してくれないと発言する党の幹事長も居ましたね。それで居て予算の成立に協力しろだの入閣しろだのと、まるで自分達が優位にあって協力・・・というよりも無条件の翼賛を当然得られるというような態度は噴飯物です。今週中には予算が成立します。かの子供手当て法案も与党と共産党の賛成によってつなぎ法案が成立する見通しが強くなっています。震災前までは3月に空中分解を囁かれていた政府とは思えません。謂わば『火事場泥棒』宜しく震災対策を人質に取って政府案をごり押ししたのです。子供手当てを一時凍結してその財源を震災への予算に回すべきという自民・公明の意見を黙殺して。今までは民主党支持者へは反省を促すだけで済みましたが、今後は殺人幇助をする者と見做す他ありません。これは誇張でも何でもありません。実際に2次的に今正に行われている人災に於ける人命の喪失がある以上、そういわざるを得ません。与党の面々が会議で仕事をしていると思っている間に現地は猖獗を極めています。『津波てんでんご』を始めとして、先人の知恵で命を存えた人が、その後に政府主導の『人災』によって喪われている事を思うと本当に許せません。そして何よりも、原発問題に関して少なくとも早期解決のチャンスを政府の判断によって喪った事。アメリカの介入を断り、一説によれば先日東電が行ったフランスへの要請内容を政府がまたしても蹴ったとの一部報道もあります。今の政府とそれを構成する民主党という党は本当に国を破壊する気なのではないかと思います。もう一度繰り返しますが、世の中には被選挙を受ける資格の無い人が多くある事が今回の件でハッキリ分かりました。そうした集団が国の舵取りをしている事が今の国難に於ける最大の悲劇だと思います。最早政府を当てには出来ません。私達一人一人がそれぞれの立場で出来る事をやりましょう。