さて、会社を改革をするために面接から初日までの新人クンの教育(接し方)を考えていきました。

そのまとめをしましょう。
重要なもの順です!

①仕事をたかが仕事と考えよう!

②初めからできないのは当たり前。だから何度も練習してね!

③注意点は1回につき一つ。

④できたらすぐ褒める。

⑤マニュアルを守れる組織ではなく、変えていく組織が最高


多分僕はいろいろな意味で、①仕事をたかが仕事と考えよう!だけで、変わると思うんですよね。で、コーチングとか、組織改革っていうのは、組織の長(多分自分たち)が変わらないと変わりません。単体でなにかものを教えるテクニックというものはあるにはあります。でも、それは、ピストルや剣であり、戦略ではありません。

戦略の元になる考え方が、多分「たかが仕事」って軽く考えると、いろいろな無駄なものが浮き出てきたり、もっと力を注ぐべきものが見えてきたりすると思うんですね。

そして何より、僕は仕事に関してこう考えることで、人に対して優しくなることができました。
元々僕は器用で、意外となんでもすぐにできました。なので、すぐに教える立場になることができ、で、教わる側の人に「なんでできないの!」って普通に思ってました。自分ができるから、他人ができるわけではなく、できないということが当たり前と思えなかったのです。結果、僕は人にできるようにさせることが苦手になっていました。でも、あるとき「たかが仕事じゃん」と気づいた瞬間、できなくてもいいよ!出来るまで付き合うから。というスタンスになると、僕の周りでできない人がいなくなりました。

ちょっと意味がずれますが、僕の中で「たかが仕事」と同じようなニュアンスである、仕事の定義というのをお伝えして、2014年を終えたいと思います。

「仕事」とは僕が出来ること。出来る範囲のこと。
できないことは「仕事」ではない。
だから、「仕事」に関しては責任を全うしよう!
なぜなら僕の「仕事」は出来る範囲のことなのだから。
あなたの分身である部下の下に新人クンが就きました。
というパターンにいきましょう。

色々な可能性が考えられますが、まずは、チェックポイントをあげていきますね。

☆「たかが仕事」として教えているかどうか?
仕事をなにかすごく大変なものとして扱おうとしている場合、それはやはり大した仕事ではないことが多いです。仕事はほとんどが単純な作業の繰り返し。大きな判断は上司に任せて、単純な作業を繰り返すことが実は、「仕事ができる人」。「たかが仕事」として取り組むと案外うまくいく。

☆むやみやたらに口出しする
技術はマネて、慣れなければ、習得できない。口出ししている間にやらせるべき。また、注意点は一回の練習につき一つに絞る。繰り返しやって始めて上手くなる。

☆あっているかどうか
根本的に性格などが合わないことも、人間ですからあります。その場合は配置を変えるなどして工夫が必要です。その結果花咲く場合も多いですよ!

☆代表して上司を叱る
ちょっとテクニックが必要ですが、とても効果的なやり方です。営業などではよく使います。場がたるんでいたりするときその部署の長をみんなの前で叱りつけます。(当然、叱られ役には事前に言ってあります。)これにより、場が引き締まり、営業ではその日のうちに2,3件のオーダーがあがります。部署内ではリーダー候補を叱ることもあります。叱るネタはまぁ、臨機応変にそこらへんに転がっているネタで良いです。営業なら○○だから今月数字が出てないんじゃないの!とか、そんな感じです。

さて、あなたは、新人クンから見れば、上司の上司です。家族で言えば、おばあちゃんかおじいちゃんってことです。

もうおわかりですよね。たまに来ておこずかいをもらえる存在ってことです。
そのような存在になっていれば、会社がうまく回っている証拠でもあります。
あれ!?テーマってコーチングでは。。。!?
なんか練習あるのみってこと言ってましたよね???

いやいや、僕はコーチングの話をしているつもりですが・・・・。今までのお話は基礎を作るため、下地を作るために必要な作業なのです。
ある程度の人材を見極めること→オペレーション(仕事)ができて戦力に素早くなってもらうこと→そして、彼らが教える側に就くようになること。→環境がよくなる!(人が育つ環境)

ということでつながります!うん。間違ってない!

で、練習あるのみのお話をしました。そして、注意点は一つずつということも強調しました。さて、最後の教える側の注意点ですが、それは、

「たかが仕事」と割り切ることです。

この話をするとタイトルの回収ができないのですが、とても重要な要素です。

世の中の仕事のほとんどが「作業」です。「作業」のほとんどは考えないで機械的に行うことです。(もちろんある厳密に言えば考えることはあるかもしれませんが、「作業」を強いられている人が重大な判断をすることはありません)
その作業を早く丁寧にできた人が評価されるだけのことです。人間的な評価ではありません。また、逆に言えば、その作業が出来ていれば、人格も関係がありません。そういう意味で「たかが仕事」です。
でもこれだけだとあまりに淋しいので、「たかが仕事」と思えばその作業を楽しむことを考えたり、その作業からなにか別のことを学べないかと考えたり、または、その作業をもっと、もっと効率よくできるようなイノベーションを考えたりすると面白いんじゃない?って思えてきません?

結論的にこうなると良い組織ができるのではないかなと思います。

”今現在のマニュアルを遵守しましょう!でも、このマニュアルよりももっと効率の良いやり方があるのならば、マニュアルを書き換えることが可能です。そして、月に一度はマニュアルを書き換える努力をしましょう!”
とりあえず、なんとか、新人クンがオペレーションを体験しました。

オペレーション(仕事内容)にもよりますが、大体慣れていないので、時間がかかります。そして、やることに慣れていないので、全体的に「ザツ」になります。このことは当たり前のことですし、慣れるとある程度それらは解消されていきます。

大雑把な言い方をすれば、慣れている人は、早くて丁寧。これは動きにムダがないからです。でそれをコピーしてもらうことが一番の近道です。つまり、これは「考える」ことではなく、マネて、慣れることです。

接客であってもほぼ同じです。(本当はそこに気持ちが入っている方が良いのですが、殆どの人は気持ちが入っていません!)

マネて、慣れるためには反復練習しかありません。

人って器用なように見えて、実は不器用なところがありまして、複数のことに気をつけるとそれぞれが上手くいないものなのです。(例は思い浮かびませんが、そうなのかなと思っておいて下さい。多分この後を読むと腑に落ちますから・・・)

こっち(教える側)は複数の改善ポイントを見つけることができます。でも、あっち(教わる側)が一度に改善できるポイントは1つだと思ってください!

なので、教える側は常にメモですよ。。。気づいたことをその都度書いておく必要があります。

逆に教わる側は、とにかく練習です。メモなんて取る必要ありません。何度もやって体で覚えてもらうわけです。

一つ改善ポイントを伝えて、やってみる。できれば褒める。次に別のポイントを伝える。もし、その時に前のポイントもできていなければ、そのときは仕方がない。二つ気をつけながらやるしかありません。
前にも言いましたが、全くやったことのないことを教えるのは簡単だけどめんどくさい。反復の練習ですから。
その作業の難易度にもよりますが、アルバイトレベルのことであれば、半日から一日くらいで一人前になってもらわなければなりません。その間、ひたすら練習なのです。
面接が終わりいよいよ新人さんの初現場です。

とにかく、何事もはじめが肝心です。3つごの魂100までとはよく言ったもので・・・。

2パターンに分けましょう!
まずは、基本の私が上司というパターンです。店長とかくらいが適当ですかね。。。

電話営業の時でもそうでしたし、カラオケ屋さんの店長の時もそうでしたが、ポイントは、

「新人クンが勇気を持って始めてオペレーションをする時のタイミング」

です。ここに全神経を集中させましょう!

電話営業ならば、始めて全く知らないところに電話をかけるまでですし、カラオケ屋さんだったら、始めて部屋にオーダーを取りに行く時だったり、コンビニだったら始めてレジ打ちをするときだったり。。。。

そこに到達するまでに、新人クンの中で様々な成長があるはずです。(この成長は我々にとって都合の良い成長ですが)
その成長の瞬間にどんどん褒めてあげます!
とにかく、初オペレーションまでは怒る要素は全くありません。褒めることしかありません。注意もありません。微妙なニュアンスになりますが、やり方が間違っている場合は注意じゃなく、「このやり方の方が効率がいいよ」とか「このやり方の方が簡単にできるよ」っていうように選択肢のひとつとして良いやり方に誘導してあげる方が良いです。もちろん、それをやるとお客様が困るとか、万が一ですが、生死に関わるようなことはしっかと「禁止」しておかなければなりませんが、それ以外のことであれば、ある程度間違っていても許容してあげる方が良いでしょう。

一つずつ褒めてあげて、そして、初オペレーションができれば今日一番くらいの勢いで褒めてあげる。(もちろん状況によってはその瞬間に褒めてあげることができないかもしれませんが、できるだけ早く)

まずは、ここまでは、ほとんど注意はありません。
褒められる事で、新人クンはまずは経験を一つ積むことができました。
でも当然、これだけでは、なかなか「戦力」にはなりません。。。で、戦力になるべく早くなってもらう方法を明日!