20180730M邸 | ヨネダ設計舎のブログ

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農室  ご主人さんのsanctuary



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農室からのアプローチ



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20180730

台風後のメンテナンスに、お引き渡しをして2カ月の多気郡多気町M邸へ.

若い農家さんの家.

農業倉庫に住みたいという建主さんの要望と、計画地の隣りにたつ古い牛舎の構造の途中に物置用の床面用梁を挿入した骨組みからヒントを得て、東西に細長く、長辺を南面させたシンプルな構造に、それぞれフロアの床レベルをシンプルに上下させることでつながる生活プランをつくりました.

スキップフロアで全室つないだ部屋たちからは、育ってきた田畑の作物たちが見える.

生活の動きの中で風土の山々、風、星も生活と一体につながっていく.

横に長いプラン、スキップフロアの両端をポリカーボネートの壁にして、ポリカのストライプを部屋の風景の図と地でいうところの地にしました.

窓の向こうの作物のみどりは図なのか地なのか.

稲、伊勢芋、えんどう豆。。。

仕事から帰ってきたご主人さんが、畑の土がついた靴でも気兼ねなくはいってこれるように配置した外部に面した農室の土間を通って、帰って来るなりシャワーを浴びる音.

打合せの時からお話ししていた動線と生活リズムの音を聞いて、なんだか嬉しくなった.


良いご生活を。。。。






風土に佇む小屋たちの佇まいと、郷土との一体感、溶け込み方、まだまだ到底勝てないな、、、、と思う。