SKさんち 階段 | ヨネダ設計舎のブログ

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亀山市 野原とつながるSK邸

大工さんが愛らしい階段をつくってくれました.

現場に行ったとき、だれもいない室内で思わず泣きそうになってしまったくらい、気持ちを込めてつくって下さったのがわかりました.



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正面の下の段には扉がついてふたつのランドセル入れに.
(みんなの大きなテーブルで宿題をすることになるので共用の場所にランドセルの居場所を)


裏側はんぶんは、手洗いとくつ箱に.


背面の壁もできてきた.

連続して何層も重なる床面を、この壁が統合します.

曲面の大きな壁が、この建物のオモテとウラを切り替え、家族を背後から包みます.

ムコウとコチラ.その意識をあえて強調することで、結界と領域がはっきりみえてくる.

そのなかで人と人の意識の領域も自然とかさなってくることを意図しています.

(家族がどこにいてもつながる。が今回の建主さんの大きなご要望でした)



この壁に守られた先には、野原.