おはようございます。

一昨日は昼間から気の合う友人と会って、
居酒屋で色々と語り合いました。

お土産もいただいたのですが、その友人から、

こんなバッジももらいました。

オジサンはチェルノブイリの原発事故以来、ずっと原発には反対していて、
一人暮らしの今は極力電気を使わないように冷暖房は使いません。

冬は部屋の中は大体5度くらいでダウンジャケットを着ています。

そして、夏は30度超えるので、裸族と化しています。（笑）

今まで何度も記事に書いて来たので、ご存知の皆さんも多いかと思います。

そんな原発に関連する記事を書きたいと思います。

すでにフェイスブックでは記事にしたのですが、
アメブロの方が書きやすいのでもう一度。

オジサンは連休前の4月末に今年2回目の福島県南相馬市に行ってきました。

目的は現地で復興支援活動をすることです。

作業的にはもう瓦礫の撤去的なものはなく、
居住制限区域のお宅の庭の草木の伐採や掃除、
引越しの手伝いが多くなっていて、今回は土日とも伐採作業でした。

土曜日の作業現場の横ではちょうど除染作業が行われていました。

除染作業と言っても、科学的な処理を行うわけではなく、

ただ、大きな袋に入れて積み上げて行くだけです。

そして、期間をおいて、また同じ場所で同じ作業を繰り返します。

つまり、福島第一原発の放射線問題を解決できるまで、
延々とこの作業が続く訳です。

という事は、市内にはどんどんこの袋が溢れていきます。

放射線を除去する科学がない以上、
悲しいかな、これが現実です。

今回オジサンが2泊したホテルには建設関係の方が多く泊まっていましたが、
除染関係の車も多く見られました。

除染作業も大手ゼネコンのJVが中心となっています。

地元の建設会社は下請け、孫請けのような感じなんでしょうね。

昨年秋から原発のすぐ脇を通る国道6号線が開通しました。
そして、オジサンが南相馬を訪れる前には常磐高速も開通しました。

オジサンは行きは全面的に常磐高速を使いましたが、
帰りは日立まで国道6号線を走りました。

上の写真は国道6号線の双葉町内の様子ですが、
ご覧のように横道は全て封鎖されていて直進しか出来ません。

放射線量が高いので歩行者はもちろん二輪車は通行禁止です。

この写真の窓の向こうに見える鉄塔のあたりが福島第一原発です。

距離にして1ｋｍあるかないかです。

放射線量はおそらく10マイクロシーベルトくらいはあるのではないでしょうか。

欧米だったら絶対にこんな危険な道は開通させないと思います。

復興の演出、原発再稼動のためだったら嫌ですよね。

南相馬の除染作業