山形の達人presents人生は旅である 最上町より -333ページ目

春よ、来い。

雪

冬に逆戻り

今日は吹雪の中、車で1時間10分かけて帰ってきました。

街灯のオレンジに映し出される

雪のつぶてが次から次へと飛ばされていきます。

時々、真っ白な吹雪のカタマリに

車が包まれて1寸先も見えません。


そこで一首。


帰り道

夜の国道

ふぶきけり

白い魔王が

ブレーキ踏ません


また一句。


ゆく雪を

オレンジ街灯

照らしけり

白く煙る雨

今日の昼休み、

誰もいない山の中で

20分 過ごしてきました。


マンサクの花を見るためです。

春にまず咲く花なので「マンサク」だとか。

たよりない黄色の花が

白く煙る雨の中にひっそりとたたずんでいました。


そこで1句。


マンサクの

背後に白く

煙る雨


おくのほそ道、今年は6月30日、

行います。

よその人に教えてもらうマチのよさ

タスマニアン

旅は ある意味

ないものを探す 作業なのでは ないのでしょうか。


多くの価値に触れれば触れるほど

自分の中の価値観に揺らぎがなくなっていく。


だから、

人は 旅を 続けるのです。


雪文化、大事にしたいものです。

前森に南からお客様!

前森に黒船ならぬ「タスマニア」からの

お客様がみえていました。


目的は「極地冒険家・大場満郎」さんの訪問でした。

1週間滞在し、

犬ぞり、スキー、果ては極地使用のソリを自ら引いて

雪原を歩いていました。


「極地探検ごっこ」だったのでしょうか。

ハナシをしていても

日本や大場満郎さんの世界的な価値を

あらためて教えていただいたカンジでした。


そこで1句。


タスマニア

冬の前森

来るマニア

雪 雪 雪 !

唐突ではありますが、新沼謙治さんの

「津軽恋女」って歌、知ってますか?

けして

「津軽濃い女」(いそうだなあ)でも

「津軽鯉女」(これもある意味いそうだなあ)でも

ありません。


津軽には7つの雪が降るとか。


最上も同じです。


これからは「カタ雪」の季節。

宮沢賢治の「雪渡り」の世界が楽しめます。

日中温かさでゆるんだ雪が

朝の冷え込みで ガンガンに堅くなるのです。

自分の好きな場所へ

好きなルートをつくって歩いていく贅沢、

いよいよです!


そこで1句。


青空の

もとをまっすぐ

雪渡り

大場満郎と過ごす やまがた雪国 最上の休日

2泊3日でのツアーが今日、終了しました。

地球探検隊の「大人の修学旅行」。


犬たちの姿に犬嫌いの気持ちが少し動きました。

一生懸命ソリを引く「労働」の姿がよかった。


そこで1句。


雪原に

犬の呼吸が

そりを引く


すばらしいお客さまとの交流ができました。



吹雪と木のつぼみ

昨日 昼ごろに どかどかと

雪が 降ってjきました。

その雪が 木の枝について 白い花を咲かせているように見えました。

近づいて見てみると

膨らんだ木の枝のつぼみに雪がかぶっていたからなのでした。


そこで1句。


雪の華

枝につきたる

つぼみかな



今年はハイクをテーマに

先日 仙台に出張に行ってまいりました。

その帰り道

同僚の一人か「石井や」でできたてメロンパンを

買ってご馳走してくださいました。


そこで1句。


仙台の 夕べに湯気立つ メロンパン


そして 昨日、久々に馬の厩そうじを手伝ってきました。

青空がまぶしかったです。

白い雪に馬の足跡が凍って残っていました。


そこで1句。


青空の 下で馬の蹄の 花が咲き

見ものですよ!

http://www10.plala.or.jp/maemori03/

4月23日

午前8時30分より

今年最初の放牧が行われます。

馬の狂ったロデオ走りが

見られます。

乞うご期待!