初めての経過観察
久しぶりのブログ更新です。
経過観察をしていくという方針が確定してから
早くも半年が経ちました。
方針が確定する前に比べると
がんのことを考える時間もずっと少なくなりましたが
常に頭の片隅には不安があり、手術の夢を見たり、
ちょっとしたことで暗い気持ちが湧き出てしまう日もありました。
それでも日常の中の楽しいことや幸せを
しっかり感じながら生活できた半年間だったと思います。
経過観察の検査日は11月30日で、11月に入ったあたりから
検査に対して憂鬱になったり不安になることもありましたが、
逆に検査日の直前になった頃には
もう考えても仕方ない!
進行しいたら手術して治療に挑むだけ!と
腹が括れて逆に不安は小さくなっていました。
今回の検査も彼が休みをとって付き添ってくれました。
病院はとにかく待ち時間も多いし
直前で一人だと不安になったりするので、
本当にありがたいです…
検査はエコーのみで、その後新しい担当の先生の診察という流れでした。
診断結果は以下の通りでした。
・特に大きな進行なし、引き続き経過観察
・生検の傷が癒えてきて過形成の組織も目立たなくなっているようにも見える
・手術はまだ考えなくて大丈夫
・計画妊娠する前に再度生検してがんの診断が出たら手術、
検査クリアなら先に妊娠に臨んでOK
・妊娠して進行が進むリスクもあるが、
同じような症例の人で逆に授乳で改善したパターンもある
進行がなかっただけでも私にとっては万々歳ですが、
思っていたより深刻な状況でないと感じられ、
また改善の可能性もあるとのお話しが聞けて
本当に本当に嬉しかったです。
いろいろな先生によって所見は違いますが、
せっかくだから前向きに過ごしたいなと改めて思いました。
今回の検査の結果と先生のお話で
久しぶりにがんの診断が出る前の自分に戻れたような感覚があって、
いつも片隅にあった不安を捨てられた気がします。
もちろんこれからもこの自分の体とは付き合っていかないといけないですが
そのことだけに捉われずしっかり自分の人生を生きていきたいです。
最初にがんの診断が出てから8ヶ月間、
いっぱい考えて悩んで過ごしましたが
幸せを噛み締めることも増えました。
今日を元気に生きられていること、
大切な人たちと一緒に過ごせること、
やりたいことができること。
今まで意識することがなかった当たり前のことや何気ない時間が
本当にかけがえのないものであると痛感しています。
この気持ちだけはずっと忘れずにいたいです。
次の経過観察は来年の5月。
それまでにこの悪い細胞たちを生き返らせるくらい
たくさん楽しいことをして充実した時間を過ごしたいと思います。