こちらも徳島市からだと車で1時間以上。高知県の県境方面に行ってきました。
夜18時過ぎで、もう真っ暗。
どこ?と思って車でナビ通りに到着したら、明かりが見えて来た!
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楽しそうに笑いながらお食事されているご家族が外から見えて、なんだかホッコリ。
直ぐに中からお店の方が出ていらしてお店の敷地内に車を停めて大丈夫ですよ。とおっしゃってくれる。
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店内はカウンター席と、お庭沿いのお部屋が2つ。
基本はお部屋でのお食事となるようで、2組様までとなるみたいですね。
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コースは5000円、8000円、1万円とあるようで、今回は1万円のコースを。
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・コリンキー(南瓜)のパウダー、鱧のベニエ(フリット)、胡瓜のヨーグルト漬け、玉葱のサラダ、鯨のラルドのせ
付合せ:ベーコンのアイス、ベーコンのパウダー掛け
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・伊勢海老のソテー、伊勢海老殻とクミンのアメリケーヌソース、珊瑚状の馬鈴薯煎餅のカレー仕立て
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・あべパン、エシレ有塩バター
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・黒鮑、ハナオクラ、ハナオクラの煎餅、百合根のガレット、鮑の肝ソース
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・酒粕漬けフォアグラのコンフィのキャラミレゼ、大根煮、栗南瓜のソース、トリュフのピューレ、豆苗と花のせ、渡蟹と鶏のブイヨンスープ


・原木椎茸+葱+酢橘+魚すり身のスペッツエル(アルザス地方の粒パスタ)、鯛のスープのロワイヤル(フラン)
付合せ:自家製米バルサミコ酢飯の鯖ハム寿司

 

・白甘鯛、卵白入り蕪蒸し、蕪葉のソース、空芯菜+紫蘇のせ、阿波尾鶏+クエのスープ
付合せ:阿波尾鶏+クエのスープの濃い出汁リゾット

 

・松坂牛カイノミ、馬鈴薯のパンケーキ、赤ワイン+ブイヨンのソース

 

・生落花生のブラマンジェ、落花生リキュールのジュレ、小夏ピューレのゼリー包み

 

・シャインマスカットのチョココーティングのフィリッター(ドーナツ)、トマトの煎餅のせ、コンポートしたラフランスのソース

 

・生姜のアイス、林檎のパイ、生姜リキュールのソース

・ポンカンと和三盆のパート・ドゥ・フリュイ 、食後のドリンク(珈琲か紅茶)

 
1万円のコースでこの内容とは、頭が下がります。メニューは勿論、基本はお連れ様からのコピペ。
シェフは、このみち数十年のベテランさん。
サービスのシェフの妹さんが、気立てが良く、これまた心地よいサービスでして。
まるで、シェフのご自宅へ招待されたかのうようなほっこりとした時間が流れました。
 
「お料理を作るのが本当に好き」があふれ出てくるプレートたち。
食べ手側の「え?そんなことするの?」と驚く顔を想像しながら、シェフ達がニヤニヤ作っているんだろうなぁ。
と想像できるお皿たちばかりでした。
 
1万円のコース、ミニスパークリング、白、赤と飲んでも1万3000円ちょっとと、良心的な価格でございました。
確かに車で行くには距離もあるし、電車の駅は近いですが本数の兼ね合いもあるので利便性が良いとはいいがたいかも。
それでも、四国のゴ・エ・ミヨの実力を肌で感じてみるのはいかがでしょうか?( *´艸`)

ご馳走様でした♪

ラトリエ あべフレンチ / 山河内駅
夜総合点★★★★ 4.3