渋谷区にあるそのお店の入口には、美しい蝶のオブジェ。
あのタルトに乗っている飴細工と同じ、あの蝶がありました。
秘密の店内に通されるとそこには4名掛けのテーブルが。ソファ―席に荷物を置いて、各自席へ。
夏子シェフが直接ワインも、お皿も、グラスやシルバーの交換もサーブしてしてくれる究極の空間。
アルコールかノンアルか?のお伺いが入り、ペアリングと共にコースがスタートしました。
・塩タルト、雲丹、タイで購入したスパイス、ミモレット
一口で。口の中にはタルトのサクサク感と雲丹のミルキーさがいっぱいに広がります。
オーブンから焼きたて熱々のパン。半分にカットして湯気がむんむんの状態を見せてくれました。
即座にカットしてテーブルに。熱々フワフワ。
バターはとても可愛いデコレートが。
ブリオッシュにつけて食べるといっそう深い味わいに。
・タラの白子、カリフラワー、黒トリュフ。
お皿が目の前に置かれると、ブリオッシュの香りをかき消すような黒トリュフの香り。
白子もしっかり入っていて、スプーンですくって口いっぱいに幸せを閉じ込めます。
・甘鯛、蕪のコンソメ、松葉蟹
甘鯛の皮目をパリパリに焼いて、ぱちぱちしている状態でテーブルに。
塩と水で煮だした蕪のエキスをスープに。すっきりした一品。
♡白ワインを合わせていただきました。
・猪、栗
栗は渋皮煮を添えて、猪のラグーと一緒に頂きます。
パリパリした食感の栗のチップスも良いアクセントに。
♡もちろん赤ワインですね
・ホロホロ鶏、煮込んだソースにトリュフを加えて
むね肉ともも肉を別のお皿で楽しみました。
♡こちらにも赤ワインを合わせました
一切れ残して、特製スープを加えてまた違うお味に。
さて、、、
いよいよeteのメインともなるマンゴータルトの登場です!!
テイクアウト用のマンゴータルト(と言ってもこれも予約困難すぎますけど…)とは、
生地、クリーム、マンゴーまでも変えているとのこと。
いわゆる今が最高の食べごろの生タルトを作って出してくれています。
この日のマンゴーは日本は北海道産の「白銀の太陽」というマンゴーを使用。
果肉も甘く、美しく、食べるのがもったいない位。
夢のような時間になりましたが、印象深く楽しい晩餐でした。
常連様が良かったせいか、夏子シェフも終始色々とお答えいただいて、
本当に貴重なテーブルになったと思います。
濃厚なガトーショコラを1つ購入させて頂き、家路へ急ぐのでした。
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