時間的には5分前位でしたが、皆さんお揃い済み。
お手拭きをいただき、ビールをお願いし、全員のドリンクが揃ったあたりで大将がご挨拶。
8席のカウンターのふるまいですが、後ろもかなり広く、テーブル席を設ければ後6人は入れられるのに。。。と思いながらも、きっとカウンターでのお客様との触れ合いを大事になさっているんだなぁというのも感じました。
この日、大将が目の前でし始めた仕事は「雲丹も良いのが入っているんですけど、この時期大間の180キロ超えのマグロが入っている方が珍しくて、今日の皆さんはラッキーなんですよ」
と、鮪を、赤身、中トロ、トロの3部位に切り分けて、漬けにするところから始めた。
綺麗に飾り包丁を入れたイカを目の前で切り、おろし立ての山葵を用意して、手で軽く握ると端から飯台にお寿司を置いていく。
・白イカ(6日熟成)
・鱸(10日熟成)
・星鰈
・真蛸
・余市ムラサキ雲丹
・余市バフン雲丹
・鰯
・鮪赤身漬け
・鯵
・クルマエビ
・カツオ
・鯖
・蒸し鮑
・穴子
・中トロ漬け
・大トロ漬け
・鉄火手巻き
・卵
と、ここまでがコースの内容。
これからは別料金の追加でオーダーすることができます。
もちろん、あの写真で見た雲丹が食べたくて来たので、それは頂く気満々なのですが、由良の赤ウニも入っているという。
それでは折角なのでと、おなかはいっぱいでしたが、由良の雲丹と、そして礼文のバフンウニの2貫を、たっぷりの量でいただいたのでした。
お酒はビール(小瓶)、日本酒2合でお題は3万弱。
確かに初音インスパイアを感じます。
全て握りですし、全ての鮪をヅケにしてしまうところなど似ていますね。
ネタの良さはあっぱれ物でした。
利尻の雲丹は今まで食べた中で一番!と堂々と入れるほどの悶絶ぶり。!
今回ちょっと残念だったのはクルマエビ。折角生のエビだったのに、火入れしすぎてしまっておりました。
後は光物の味付け。
何点か種類があったのですが、同じ味付けが多かったので、例えば生姜や塩、スダチなどで味に1貫1貫変化があったらもっと楽しめるかなぁ。とも思いました。
でも、予約も取りやすいですし、ここはまたお伺いしたいお店ですね。ご馳走様でした。