読書感想;石田衣良 北斗★★★★☆
石田衣良さんは器用な作家さんでうまくまとめる感じがするのですが
そういう先入観があってもやはり良かった

幼い頃から虐待とネグレクトを受け育った青年が殺人を犯すお話。
虐待が延々と続き、もぉ怖くて読むのやめようかと思いました

最初の数ページが本当に進まなかった。
こんいうのダメです。
それでも読んで良かった。
人の心が一つの所に留まっていられないこと、自分は生きている価値がなく、人生を終わらせてしまいたいと思いながらも生きている事を有難いと思ってしまう不安定さがすごく共感できました。
一方で遺伝子とか小さい頃からの虐待の影響の大きさは果てし無く読み終わっても解決したと言う気持ちは全くしませんでした。
泣かないと思ってもやはり涙が止まりませんでした。