主人から言われていたこと。
「隔離が終わったら、行きつけの鮨に連れていってあげる」と。
そして、隔離終了日の夜に行きました
外観はこちら
もう、美味しいに決まってるやん笑
では、皆様が欲しい情報を先に載せます。
(場所と値段と味がどないやねんって先に知りたい気持ちを察しています笑)
まず、
味はもちろん最高です
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【お店情報】
店名:
SUSHI MISAKI SORA(鮨みさき 空)
住所:
50 Sukhumvit 21 (Asoke) Rd. Klongtoey-nua Wattana Bangkok 10110
(GMM Grammy Placeという音楽事務所のB1 Floorにあります)
予約:
064-206-0464
定休日:
木曜
シェフ:
NORIYUKI KANDAさん(日本人の方です)
【夜メニュー】 ※THB=タイバーツ
4000THBコース
6000THBコース
【昼メニュー】
2500THBコース
【一押し商品】
カニのリゾット(昼と夜コースに出ます!)
【店のこだわりを聞きました】
・東京の豊洲から魚を仕入れる
北海道出身のKANDAさん。北海道といえば、カニ・ウニ・イクラ・・・美味しい食材がたくさんあります。北海道で有名な食材を中心としているそう。どれを食べても驚くほど新鮮で美味しい!!!
・赤酢のシャリ
赤酢とは、熟成させた酒粕を発酵させたもの。うま味とコク、アミノ酸も豊富に含んでいます。
シャリはごはんに醤油をかけたような茶色をしています。まろやかな酸味で脂がのったネタとも良く合います。日本で鮨を食べるときは醤油をつけることもありますが、このお店ではそのまま食べます。
赤酢のシャリは、冷めると美味しくないので、KANDAさんが握るタイミングでスタッフの方がシャリの入ったおひつを持ってきます。なので、スタッフの方の往復の動きが頻繁です笑
・来店時間に合わせてシャリを炊く
赤酢のシャリとネタがマッチした最高の鮨をお客様に提供するため、来店時間に合わせてシャリを炊くとのこと。予約は必須ですね
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今回は、私の隔離が終わった記念ということで、夜4000THBコースに単品を注文しました
コース内容はこちら
(コロナの影響で現在はお酒の提供がNG)
●ホタルイカの生姜煮
日本酒に合いそうな、甘辛い味付け。
●銀鱈の西京焼き
ほんのり甘味を感じる脂と味噌の風味が絶妙。ホロっとした食感。
なんと、お皿が鬼滅の刃!特注でつくってもらったそうです笑
旦那に提供されたもの(鬼滅の刃 炭治郎の柄)
私に提供されたもの(鬼滅の刃 禰豆子の柄)
他にもあるお皿を見せてくれました笑
(鬼滅の刃 冨岡 義勇の柄)
(鬼滅の刃 煉獄 杏寿郎の柄)
鬼滅の刃がお好きな方はぜひ実際に見てもらいたいです
●白バイ貝
醤油と出汁で煮たもの。
噛み応えあります。肝がまたしっとり!(食べやすいように切って提供してくれますので、殻に盛った写真を撮りたい方は事前にお伝えください笑)
(この大きさ!)
(厚み満点!)
(プリっと感が見てわかります)
●貝の焼きもの
※無意識に食べてしまって写真ありません
●ホッキ貝のひも
身とひもを醤油で漬けたもの。
全く醤油くどさがなく、むしろ上にかけている七味と合うくらいです。これも日本酒に絶対合うやつ!ちなみに、秘伝の漬け醤油を使用しているそうです。
(ひもって・・・こんな旨いのか!)
(右上の大根の漬物が、噛むほどにほんのり甘みを感じます。追加で食べたくなるほど笑)
●シメ鯖
酢で〆てあります(そのままやん笑)
やさしい酢の味で、口の中がさっぱりします。お口直しになります。
●カニのリゾット
店一押しの品!!!
クリーミーなのにあっさりしています。チーズは苦手・・・という方!!実はこれ、チーズではありません!!生クリーム、出汁、カニ、牛乳と吉野葛(奈良県吉野地方の吉野葛)をといて作っている、と教えてくれました(企業秘密ではないんですね笑)これでチーズ風味になるそうです!イクラもぷちぷち。北海道の食材が凝縮された一品。さすが、シェフがこだわっただけあります。
お鮨屋さんでなかなか見ないこの豪華さ
そして今度はこんなグッズを見せてくれました笑
小さいカニさん(日本から持ってきたそうです笑)
せっかくなんで、コラボしました笑
(可愛いやないかー笑)
(しっかりと食べるのを見てくれています笑)
●巻き物
まぐろのたたき、たっぷり入れていました。
(目の前で巻きます)
(単品ウニのせ、これはうますぎる)
●のどぐろ
なめらかに口の中でとろけるようなしっとり感。白身のトロと言われるだけある。
●アオリイカの昆布巻き
肉厚もあって口の中で一回噛んだらもうシャリと一緒になくなります。イカにこんな艶あったかなと思うくらい美しいです。
出ました。新しい仲間、イカ君です。
はい、お決まりのコラボします笑
●貝
※また無意識に食べてしまって写真ありません
●あん肝
北海道のあん肝。
臭みはありません。しっとりなめらかで、軽い感じです。
●マグロの赤身
鮨の定番、マグロの赤身。
新鮮やとこんなに赤いやと思いました笑
●中トロ
1口で食べます。数秒で消えます。瞬時にとろける。まさにトロです。
ほどよくある脂が赤酢のシャリとマッチして最高です。
●金目鯛
ぷりっとした身でしっかり歯ごたえあります。
またまた仲間がおり、コラボしました。
(ほぼ同じサイズやん笑)
(口開いてたので無駄に遠近法やってみました笑)
●ボタンエビ
プリプリです。エビ好きにはわかる理想の食感です。すだちを軽くかけているのも風味があって良いです。(またまた写真を忘れて食べてしましました笑・・・)
●シメサバ手渡し
シメサバの時は手渡ししてくれます。
シメサバの上にある緑色はワサビではありません(これワサビやったら嫌がらせ笑)ネギと生姜をたたいたものなんです。サバの脂もサッと消えます。すっきりと食べられます。
(手渡しはこんな感じで手にのせます)
(そのまま一口です)
●ウニ手渡し
ウニの握りの時も手渡しです。
シャリよりウニの厚みがスゴイ。色がいい感じです。食べた時のふわふわが半端ない。
(ウニ乾杯、みたいにする人もいるそうです)
(こんなに盛ってるウニは嬉し過ぎます)
●あおさのりの味噌汁
味噌汁が落ち着きますね、やはり日本人です笑
●あなご
鮨の最後はあなご!
身を鱧のようにみぎりをしています。あなごを蒸しているのでふわっとした身です。蒸し時間は試行錯誤したとのことです、蒸し過ぎると身がホロホロしてシャリを合わず、固すぎるとふわふわにならないそう。絶妙な柔らかさにするため日々研究されています。職人のこだわりが詰まった品です。
●ハートのプリン
たまごの優しい味。
表面だけバーナーをあてたようになっています。このハート型は記念日やお祝いなどにのみ提供されます。今回は隔離が明けた記念にとハート型をだしてくれました
●水信玄
ゼリーのようなぷるんとした食感としなやかな弾力。
そのままだと味はありません。黒蜜ときな粉で甘味がでます。
日本では山梨県で有名な信玄餅がありますが、それとは違うものです
信玄餅の原料は「水や砂糖を練りこんで作った求肥(ぎゅうひ)にもち米」、水信玄の原料は「水、寒天、砂糖のみ」の素材を生かしたものです。きなこと黒蜜をかけて食べる和菓子というのは同じでなんですね。
(初めてみた水信玄でした)
(ぷるぷる感が伝わってきます)
●仲間たちの紹介
実は厨房の端(右下のスペース)に全員集合していたんですね笑
(次回はこの2つの仲間に出会えるでしょうか笑)
(本日の仲間たちです。紫はウニですが最近はコロナと言われるようです笑)
●KANDAさんもご紹介
明るく気さくな方で、初対面とは思えない親しみやすさですぐに常連になれます笑。いろんなお話をしてくださるので、楽しく食事ができます。ご自身のこだわりも持っていますし、お客様への配慮は素晴らしいです。なんといっても、鮨が最高!!!どれを食べても美味しい!!!お客様に合わせたお任せコースなので、何度行っても良い時間を過ごせます
美味しいお鮨が食べたいな、と思ったらまた行きます