https://www.bengo4.com/other/1146/n_4605/


↑ 今回弁護士ドットコムさんの取材を受けて記事を書きました。


  真岡鐡道の敷地に入り菜の花を踏みつけてまで撮影を行ったいわゆる「とり鉄」をきっかけにした法律問題についてです。


  内容は読んでいただければと思うのですが、ここ数年列車の写真を撮ることを趣味とする人たちのマナーの悪さが騒がれることが多いのです。


  私は小学生のころから鉄道ファンで、列車の写真をとることも好きです。


  イベントで珍しい列車が走ったり、古い形式の車両が引退するようなときは、普段何もない線路沿いの道路にカメラを持った人がうろついていることがあります。


  撮り鉄はできるだけいい写真を撮りたいという気持ちはやはり強いです。撮り方は人それぞれですが、風景と走っている列車を撮ったり、現地の人が働いている姿の傍を汽車が通っている写真を撮ったり、ごく自然な日常を撮りたいという人もいれば、ただたんに列車や汽車をとることに熱中している人もいます。


  共通しているのは、余計なものが被写体に入ってくることを嫌います。たとえば、同じように写真を撮っている人影が入ったり、自動車が目の前を通ったりすることをかなり嫌います。不自然だからです。


  私は国内ではあまり鉄道写真を撮ることはしません。1つの理由として、集団の中に入って写真を撮る気がしないのです。もう40年近く前ですが、私が小学生のころ、友達と一緒に東京駅でブルートレインと呼ばれていた客車寝台列車の写真を撮りに行ったことがありました。当時はブルートレインブームで東京駅はカメラをもった子供であふれていました。16時50分発の長崎・佐世保行きの寝台特急さくら号が発車した後、見知らぬ小学生が友達に食って掛かってきたことがありました。どうもカメラの前を横切ったか何かということだったようです。それ以来、人込みで列車の写真を取るのはあまり好きでなくなりました。


 私の個人的な考えですが、少なくとも鉄道会社が管理している敷地で写真を撮る場合は、撮影料をとってもいいのではないかと思います。また、車庫や珍しい列車が置いてある場所もしかりです。線路脇は、簡単に白い線でも引いて区画わけをし、1つの区画の料金を決め、予約制にすれば混乱も起きないように思います。


 実際はお金をとるとなると管理が大変なのでしょうが、1区画1万円以上でもいいのではないでしょうか。10区画作れば10万円です。大体よい写真をとれるところは決まっているのでできそうな気がします。


 今のままでは、鉄道会社は管理の負担と責任ばかり負わされ、マナーの悪さに腹を立てるばかり。それに、撮り鉄の人たちは、自動車で移動することが多く切符も買わない。切符を買って乗ったとしても、たかが数百円、1000円のレベルです。たまに、関連グッズや記念切符を買うことがありますが、たとえば列車にあやかったお菓子だとかキーホルダーのように汽車そのものとの関連性が薄い関連グッズはまず買いません。撮り鉄によって、鉄道会社が売り上げを伸ばすような経済効果はほとんどないとみていいです。


 いい写真を撮りたいのであればそれだけの対価を払う。鉄道会社はそこまで要求してもいいとは思いますが、具体的に実現するとなるといろいろ問題があるのでしょうね。

 

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