もう1週間前になりますが,12月11日金曜日から12日の土曜日にかけて船井総合研究所で行われた法律事務所経営計画合宿に参加しました。


 毎年この時期に行われ,各事務所がそれぞれの事務所経営の理念や基本方針を発表するだけではなく、今年の売上や経費、集客ルート別、事件種類別、弁護士別のそれぞれの売上、今後5年間の売上予想や今後の課題など発表します。


 他の事務所の売り上げなど見る機会がないので毎年参加しております。また、全国の様々な事務所の方と接する機会が得られますし、この業界の全国規模の動きを知ることができ非常に有意義です。


 毎年東京から近い所で行われていたのですが、今年は福岡市近郊の志賀島近くのリゾート施設で行われました。


 さすがに遠いのでいつの参加する首都圏の事務所先生の顔が見られませんでしたが、九州の先生方と触れ合う機会ができよかったです。


 ちょうど土曜日までだったので、いつか行ってみたいと思っていた朝倉市にある小京都 秋月の城下町の散策に立ち寄り非常に有意義な九州訪問でした。


 今年の経営合宿については、やはり人の採用と育成がテーマになっていました。特に、弁護士、事務員を問わず短期間でやめていく方が多いといった悩みを抱えている事務所が多かったです。経営計画合宿に参加する事務所は、ベテラン弁護士が旧来の考え方で経営する事務所というよりも、司法修習50期代後半や60期代の先生方が経営している事務所で、売上、収益が伝統的な事務所よりも上がっている先進的な事務所です。それだけに、所属弁護士や事務職員に対して要求するものが多く、あまりの事務職員のレベルの高さについていけず短期間でやめてしまう事務員さんもいるそうです。また、ベテランの弁護士が経営し「よい仕事さえしていれば自然と仕事が来る」という考え方の事務所の職務経験のある事務職員に、経営理念とかマーケティングの話をしたら散々弁護士の悪口を言って最後には出て行ってしまったという事務所もありました。


 やはり成長著しいベンチャー系の法律事務所と相性が合わないという弁護士や事務委員さんはいるようです。


 最後に船井総研の方のまとめシェアがあるのですが、どの事務所も収益はいいのですが、収益がよいというだけではやはり物足りず、ここはというときは収益が悪くなろうとも人材や設備に投資して将来の発展をめざしていくべきではないかという指摘がありその通りだと思いました。収益がよくて安定していることに満足しているだけでは進歩はないと思います。

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 今年も本当によい合宿に参加させていただきました。