本日は8月2日。当事務所は2年前の平成23年7月に法人化し、8月に支所(支店)である相模大野駅前事務所を設けました。支所設立から2年たちました。
支所といっても独立した事務所を作るのと同じ経過をたどらなければいけません。まだ完全に自走できている状況ではなく、まだ本部(本店)の本厚木駅前事務所に曳航されているところがあります。
今回は支所の財務について
平成23年8月の支所設立に際しては、支所の専用の銀行口座を設けました。その銀行口座に、本部の口座から○百万円というお金を移動します。
そのほかに、支所設立に際しての事務所テナントの保証金、1か月分の家賃、その他什器備品などまとまったお金については本部の銀行口座から支払いました。
そのあとですが、最初は支所の売り上げはほとんどないため、家賃、光熱費などの継続的にかかるまとまってかかる経費は本部の銀行口座から支所の口座に移し替え支所の口座から引き落としていました。
支所所属の弁護士、事務職員の報酬、給与も本部の口座から支払います。
半年くらい経ってから、家賃や光熱費などの本店からの資金移動はやめて、支所だけの残金だけで払います。それだけでも、まだまだ支所の売り上げは少ないので、設立当初あった○百万円が○十万円に落ち込みます。一時は追加投入が必要ではないかと思う時もありましたが、いまだに追加投入をしたことはありません。
それでも、一番大きな人件費はすべて本部の口座で払っているので、本部はほとんど2つの事務所の経費をまかなっていることになります。
ただ、1年もたつと、人件費以外の経費、家賃のほかに事務機器のリース料など徐々に支所の口座から引き落とすことになります。
そして、1年半くらい経って事務職員の給与を支所の口座から落とすことになります。2年経って、加えて弁護士一人分くらいの毎月の報酬を支所の口座から落としても支所の口座の残金が枯渇する見通しがなくなりますので支所の口座から落とします。毎月かかる人件費もやっとすべて支所の口座から移せるようになります。
そして、今度は過去の分の清算にかかります。過去に払った事務職員の給与、過去1年分の弁護士一人分の報酬を一挙に支所の口座から本部の口座へ移します。さらに、ころあいをみて、過去一年分のもう一人の弁護士に払ったお金、さらに過去本部から支所へ移したお金をすべて支所から本部へ返してもらうことになります。
すべて清算するまでにあと2年はかかるでしょう。
そして、財務的に本部への清算金なく完全に財務的に独立して自走するにはやはり4年から5年はかかるのではないでしょうか。
今回はお金の面から見ましたが、支所といっても一つの独立した事務所を作るほどのお金がかかります。自走できるようになるにはそれなりの時間がかかりますね。
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