橋下徹大阪市長が選挙の応援演説で忙しく市庁舎へ登庁していないことに市民から非難の声があがっているということです。


  http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130712/waf13071211550017-n1.htm


  橋下市長は、「メールで普通に公務をやっている。庁舎に来なくてもできる」「僕の仕事は判断することであり、メールで対応できる」と述べているそうです。


  現場で汗水たらすのが仕事、と思う人が多いからか、庁舎に来ない=市長の仕事をしていない、という図式でとらられている人が多いようです。


  ただ、私も結構出張に行って帰ってきて仕事がたまっているということは現在ではほとんどありません。出張先でPCを使いながら現場の様子を知り、現場と報告、連絡、相談しあい、事務所にいる人に動いてもらえばいいからです。やはり、ネット、メールの力です。

 

  特に、市長、所長などリーダー格の人は、自分自身が庁舎、会社の現場の最前線で仕事をするものではないので、遠方にいても現場の部下から報告、連絡を受け、部下に指示を出して仕事がこなせるのです。橋下市長が「僕の仕事は判断することであり、メールで対応できる」というのもまんざらただのいいわけではなく、本当のことだと思います。


  外国のある会社の社長の本を読んだのですが、かえって社長が現場にいると、普通なら部下が自分で判断して自分で動くことができるようなことであっても、わざわざ社長にお伺いをたてるようになるということです。そうすると、社長の思考や作業がその都度中断されて効率が悪い。社長自らの時間を防衛するためには社長は現場にいないほうがいいということです。その社長はあえて出社せず、やはり通信機器で現場の部下と報告、連絡、相談をしているそうです。


  市長、社長は現場にいないほうがいい。市長、社長の仕事は「考えること」なので、現場の作業は現場仕事の専門家である部下に任せたほうがいい。組織の上に立ち全体をまとめる立場にいる人は自然にそういう考えになっていくのではないでしょうか。

  ただ、部下が間違いを起こせば市長、社長が責任をとらなくてはいけないので、部下の能力をアップすることと部下と信頼関係を築くことは最低限やっておかなければいけませんが。

 

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