中国高速鉄道で列車追突事故があり,死者及び負傷者あわせて200人以上出ているようです。
中国高速鉄道は,ここ5年くらいで約1万キロの路線網を整備し,さらに今後10年後くらいまでに充実させ,1万6000キロに及び路線網ができるようです。日本の東海道山陽新幹線の東京ー博多間が約1000キロくらいですから,かなり短期間に急速に整備されています。
今回の事故のあった路線は,先日開通したばかりの北京ー上海間ではなく,既に開通していた部分のようです。ただ,事故のあった列車は,北京から来た列車で,開通したばかりの路線を通って今回事故のあった路線に入ってきたようです。
日本の新幹線では,昭和39年(1964年)開業以来追突,衝突事故は起こっていません。中越地震のときに走行中の上越新幹線が脱線した事故がありましたが,けが人は出ていないようです。
今の鉄道は列車自動停止システムがついているので,追突ということは余程のことがないかぎり起こらないのですが,今回は何らかの原因でシステムが作動しなかったようです。
中国にはもともと高速鉄道というものがなく,何もないところから外国から技術を供与してもらい,短期間のうちにそれをマスターし即実行に移したということになっていますが,無理があったのではないかともいわれています。
話は変わりますが,最近では開業数年の法律事務所が急速に事業を拡大し,入ったばかりの弁護士に1つの事務所を任せるような形で,短期間のうちに,あちらこちらに支所を開設している事務所もあります。私の事務所も開業7年少しで法人化し2つ目の事務所を開設しました。本当だったら,もう少し早く支所を開設し,そうすれば今頃は3つ,4つの事務所ができていたのかもしれませんが,支所を作ることも含めて,事業を拡大するということは,それなりのシステムと人材が必要です。弁護士になったばかりの人に事務所を任せて,形だけ事業を大きくしていくのはやはり不安です。事務所という組織体として,支所経営もある程度経験して,要領がわかってきたところでさらに3つ,4つ目の事務所を作るというやり方で行かなければ,今回の中国高速鉄道のようになってしまうと思っています。
当事務所の2つ目の事務所は相模大野を予定しています。相模大野は本部となる本厚木とは20分か30分くらいでいけるところにあります。これは,近いところの方が,支所としての運営がやりやすいためです。やりやすいところでまず慣れて,それからさらに拡大していくというほうが安心だと思っています。
急激過ぎる発展。やはりどこかに無理が出てくるのではないでしょうか。
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