【血の教訓】競馬予想サイト「原点」に潜む闇。私が100万円失って辿り着いた、怒りの検証レビュー

「また、やってしまった……」

スマホの画面を見つめながら、私は冷たい汗が背中を伝うのを感じていた。

画面に映っているのは、不的中、不的中、そして不的中。

かつて、ある悪徳競馬サイトに人生を狂わされ、貯金のすべてと家族の信頼を失ったあの日の記憶が、昨日のことのように蘇る。

こんにちは。当ブログの管理人、通称「復讐のレビュアー」です。

私はかつて、甘い言葉に誘われて競馬予想サイトに手を出した。

最初は「無料情報でちょっと小遣い稼ぎを」なんて軽い気持ちだった。

それがいつの間にか、失った金を取り戻そうと必死になり、気づけば1000万円以上の大金をどぶに捨てていた。

深夜、公園のベンチで震えながら、明日支払わなければならない家賃のことばかり考えていたあの日々。

あの絶望を、他の誰にも味わってほしくない。

その一心で、私は今、世に蔓延る「競馬予想サイト」の正体を暴く活動を続けている。

今回、私が身銭を切って、命を削る思いで潜入調査したのは、巷で話題のサイト「原点」だ。

結論から言おう。

「二度と使うことはない。あまりにも不透明な部分が多すぎる」

これが、実体験に基づいた私の真実だ。


「原点」に潜入。甘い誘惑から地獄へのカウントダウン

私が「原点」に登録したのは、ある日のメルマガがきっかけだった。

「スピード解析に特化」「情報の精査を極めた」……そんな、競馬ファンなら誰もが食いつくようなキャッチコピーが並んでいた。

かつての自分なら、ここで盲目的に信じていただろう。だが、今の私は違う。

登録すると、まず目に飛び込んできたのは「新規ポイント特典」だ。

「1万円分プレゼント!」と威勢のいいことが書いてある。

しかし、いざ中を覗いてみると、驚愕の事実が判明した。

「特典のポイントだけでは、どの有料プランにも参加できない」のだ。

これは悪徳サイトがよく使う「足切り」の手口だ。

1万円分あげるよ、と言いつつ、最低プランに参加するのに追加で数千円、数万円の課金を強いる。

この時点で、私は嫌な予感がした。

「原点」という名前は、「初心に帰る」という意味なのか、それとも「利用者をゼロ(原点)にリセットして搾取する」という意味なのか。

1. 疑惑の「空売り・完売商法」にブチギレ

私がこのサイトで最も不審に感じ、そして怒りを覚えたのが、「ポイントを買わせた後の完売報告」だ。

ある日のこと。担当者から「このプランは絶対に勝負すべきです。今なら枠があります」という煽りメールが来た。

私は調査のため、指定されたポイントを購入した。

するとどうだ。購入が完了した瞬間に、「申し訳ございません。タッチの差で完売しました」という自動返信のようなメールが届いたのだ。

ふざけるな。

さっきまで「枠がある」と言っていたではないか。

しかも、一度買ったポイントは現金に戻すことはできない。

結局、「このポイントは新規ポイントではなくなったので、別のプランでお使いください」と、本来参加したかったものとは似ても似つかない、精度の低い余り物の予想へ誘導された。

これは典型的な「ポイント詐欺(ポイサギ)」の手法だ。

参加者がいない(あるいは操作された)プランで的中実績を作り上げ、そこに人を呼び込み、金を払わせた後で「完売」を装う。

これでは、実績が捏造かどうかも確かめようがない。

2. 的中実績の闇。「私が買った時だけ外れる」のはなぜか

私は何度か、無理を言って「枠が空いた」とされるプランに参加した。

結果は……惨憺たるものだった。

全敗。かすりもしない。

本命馬が馬券圏外に沈むのは当たり前。それどころか、推奨根拠に書かれていた馬の解説が、後から調べるとデタラメだったこともあった。

驚くのは、その翌日のことだ。

私が不的中に終わったそのレースの「実績」が、サイト内では「高額的中!」として華々しく掲げられているではないか。

「あれ? 私は外れたのに、なぜ的中になっているんだ?」

問い合わせると、「あなたが参加したのは一般募集分ですが、的中したのはVIP会員専用の別枠です」という、苦しい言い訳が返ってきた。

いいか、読者の諸君。これが競馬予想サイトの嘘の正体だ。

誰がどの情報を買ったかをシステムで管理し、買ってない情報は「当たった」ことにし、買った情報は「外れる」。

こんなことが許されていいはずがない。


「原点」の裏側。運営の正体を暴く

私は長年の経験から、ドメインやサーバー、運営会社の繋がりを徹底的に洗っている。

「原点」を調査して見えてきたのは、過去に「悪徳」として炎上した他サイトとの不気味な共通点だ。

  • 特定商取引法に基づく表記の不審点: 記載されている住所を調べると、ただのバーチャルオフィスだ。そこに責任者はいない。何かあったときに逃げる準備は万全というわけだ。

  • サポートの対応: 都合の悪い質問を投げた途端、返信が途絶える。電話番号も記載されているが、かけても誰も出ないか、「担当者が不在」と一点張りだ。

  • SNSとの癒着: いわゆる「競馬インフルエンサー」たちがこぞってこのサイトを勧めているが、彼らは紹介料(アフィリエイト報酬)目的で動いている。被害者の血が流れた金を、彼らは笑いながら分け合っているのだ。

掲示板やSNSを覗けば、私と同じような被害者の悲鳴が溢れている。

「ポイントを買ったのに参加できない」「メールの内容が他サイトのコピペだった」「担当の上杉という人間に騙された」……。

これだけの声が上がっていて、まともなサイトだと言えるだろうか?


私が唯一、首の皮一枚繋がった「マシなサイト」

ここまで書いて、読者の中には「じゃあ、どこを信じればいいんだ!」と絶望している人もいるかもしれない。

正直に言おう。

競馬に「絶対」はない。100%儲かるサイトなんて、この世に存在しない。

それでも、私が100以上のサイトを渡り歩き、自腹を切って検証してきた中で、「ここは他と比べて透明性が高かった」と唯一感じたサイトがある。

(※注意:これも投資である以上、自己責任だ。盲信はするな)

それが、**「競馬の真髄(仮称)」だ。

このサイトの何がマシだったか。

まず、無料予想の根拠がロジカルだった。よくある「関係者からの極秘情報」といった胡散臭い言葉を使わず、走行タイムや血統、馬場状態をデータで示していた。

そして何より、「外れた時に、ちゃんと謝罪と分析があった」**こと。

当たり前のことのようだが、この業界ではこれができないサイトが9割だ。

「原点」のように不的中を隠したり、完売商法でポイントを塩漬けにしたりすることは、今のところ見受けられない。

もし、どうしてもどこかのサイトに頼りたいというなら、まずはこうした「逃げ隠れしないサイト」から、無料の範囲で試すべきだ。


最後に。競馬サイトで詐欺に遭わないために

「原点」での経験は、私に再びあの日の苦い記憶を思い出させた。

「次こそは勝てる」「この情報さえあれば逆転できる」

そう思わせるのが、彼ら悪徳業者のテクニックだ。

あなたが今、スマホを握りしめて「このプラン、買おうかな」と迷っているなら、一度深呼吸してほしい。

その金は、あなたが汗水垂らして働いて稼いだ大事な金だ。

それを、住所も実態も定かではない連中の贅沢品に変えさせていいのか?

「競馬 返金されない」

このキーワードで検索する人が、これ以上増えてほしくない。

一度支払った金は、弁護士を通しても取り戻すのは至難の業だ。

だからこそ、入り口で踏みとどまってほしい。

私の結論はこうだ。

「原点」は、検証の結果、推奨できる要素が見当たらない。リピートは100%しない。

もしあなたが既に被害に遭っているなら、一人で悩まないでほしい。

このブログのコメント欄でもいい、消費者センターでもいい。声を上げることが、奴らの活動を阻止する第一歩になる。

競馬は、本来もっと楽しいものだ。

パドックで輝く馬体、地響きのような歓声、そして自分の予想が当たった時の震えるような喜び。

それを、詐欺師たちの汚い手口で汚させないでくれ。

あなたの財布と、人生を守れるのは、あなた自身しかいない。


次に私が暴くのは、どのサイトか。

復讐の旅は、まだ終わらない。