気候の変化で痛むのはなぜ？
台風が接近しているようですね。皆さんもご存じのとおり、台風は低気圧のかたまりです。人間の体に大きく気圧の影響を与える要因になります。
人間の体は中耳や各関節の中などで気圧の変動の影響を受けています。エレベーターなどで耳がつまるのも一過性に中耳の内圧が変動するからですね。
さて、よくお婆ちゃんが「膝が痛むから明日は雨だ。」なんて言っていたのを聞いたことありませんか？うちの祖母は細身で膝の痛みをうったえることはありませんでしたが、近所のおばあちゃんはよくこの言葉を口にしていました。
なぜ膝が痛むと雨がふるのか？ 疑問でしたね、当時の私には。
でもいまはある程度のことはわかってきました。あまりかたっくるしい文章になるとよくないので、難しいところははしょりますが、だいたいこんな感じです。
人間は感覚を受け止める受容器というものを持っています。それぞれ大まかな名前を持っていて、分類するときは「触圧覚」 「温痛覚」なんて感じで表わされます。
勘のいい人はこの段階で少し理解してしまうかもしれません。
人間は一つの受容器でいくつもの感覚をいっぺんに受け取っているので、脳みそにシグナルをおくる過程で（脊髄の中で）情報が混ざり合ってしまうみたいです。
要するに会社なんかで例えると、仕切りの低い同じ部屋の中で、いろんな種類の業務の書類をいっぺんにやりとりしてるもんだから、書類が混ざり合って情報が混在して社長（脳みそ）に届く感じですね。
湿度とか温度とか、気圧の変動とかが痛みのシグナルに置き換えられて脳みそに送られるので、痛みを感じるシグナルが脳みそから指令（フィードバック）されてしまう、すると実際に痛みになる、というわけです。
お婆ちゃんは、経験上、こういう痛み方は雨が降る前の痛みだなと知っているわけです。これは湿度の変化を感じとって痛みに置き換えられた結果を、経験上理解しているということになります。若い人では無理なわけです、経験値が低いので。
結局、かたい文章になってしまいました。ま、台風のせいで頭が回らなかったことにしておきます（＾＾）
ストレッチの秘密
みなさん、こんにちは。
今日は、ストレッチングの秘密について書き込みます。
ストレッチは基本伸ばしたい筋肉を引き延ばす、というスタンスでやりますが、実はそうではなく、筋肉の緊張を和らげる意味合いのほうが強いのです。
筋をひきのばすのはあくまで手段で、実は筋肉を弛緩（ちからを自然と抜く）状態に持っていくのが目的です。
ストレッチのシステム
まず、筋肉を伸ばす姿勢をとります。そうすると筋線維の中にある筋紡錘というスイッチが引き延ばされます。
筋紡錘のスイッチがはいると、脳みそへシグナルが送られ、脳みそは狭くなってアップアップしている筋紡錘を助けるため、筋肉をゆるめるためのシグナルを出します。そのシグナルが無事に届くと、筋肉がゆるむのです。
ここで最大の秘密が！
実はこのシグナルのやりとりには最低で20秒かかります。 ということは、、、。
ストレッチの姿勢を最低20秒以上キープしないと、筋肉の正しい弛緩は起こらないということです！！
姿勢のキープをやめてしまうとシグナルはリセットされます。
何回も勢いをつけて伸ばすストレッチはあまり意味をなさないので、やめておきましょう。
じっくり、ゆっくりやるのが、効果的ということですね。
ストレッチポールによるポールエクササイズ
あっという間に6月に入りました。最近、気温の変動が激しいですね。昨日まで寒いと思ったら、今日はけっこう暖かいです。風邪をひいている人も多いので皆さん、気をつけましょう。
最近ストレッチポールの成績が非常にいいです。どの患者さんもやる前とやったあとでは全然違うと効果を実感してくれます。体の深い所にあるインナーマッスルを調節して体の左右のバランスや、無駄な不調を取り除いていく治療です。
骨盤の矯正や肩こり、腰痛などの改善になりますし、体のラインを綺麗にする効果もあります。
猫背などの影響で姿勢が悪くなり、便秘気味になっていませんか？最近、腹筋が弱くなっていませんか？
ストレッチポールでエクササイズすれば、ぽっこりおなかも改善されます。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます（＾＾）
うちの妻が玄関の鉢植えをリニューアルしましたよ（＾＾）
患者さまをきれいなお花たちが迎えてくれます。妻に感謝です。冬でも元気に咲く花たちを見習わないといけませんね。
今年も心機一転、頑張っていきたいと思います。
みなさん、よろしくお願いします。