新年 最初の記事は
新年にふさわしい和歌の紹介です
大伴家持 ( おおとものやかもち )
正月立つ 春の初めに かくしつつ
相し笑みてば 時じけめやも
むつきたつ はるのはじめに かくしつつ
あひしゑみてば ときじけめやも
原文
牟都奇多都 波流能波自米尓 可久之都追
安比之恵美天婆 等枳自家米也母
意味
正月の春の初めに
このようにして共に笑いあうのは、
時節にふさわしくないことはない、
( つまり、時節にぴったりだ )。
天平勝宝2年 ( 西暦750年 ) 1月 5日に、
大伴家持 ( おおとものやかもち ) の部下である
久米広縄 ( くめのひろなわ ) の館で
催された宴で詠まれた歌です。
新年を笑いあいながら過ごせると
良い一年になりそうな気がしますね。
「 時じけめやも 」
時節にふさわしくないことはないなあ。
「 時じけ 」形容詞・未然形。その時ではない。
「 め 」推量・助動詞「 む 」の已然形。
「 やも 」詠嘆の意をこめつつ反語の意を表す。
「 その時ではないことではないでしょう 」
「 今の時にぴったりだね、今でしょ、今 」
という感じです。
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おまけの画像
2025年 12月 28日 ( 日曜日 ) 撮影
家の近くの高校の正門前の門松
近づいて





