はじめまして、9月から入社致しました、歯科技工士の前田と申します。

普段は技工室にて患者様の歯を動かしたり、動かないように固定するための矯正装置を製作しております。

これからよろしくお願い致します!

 

先日理事長先生から本をお借りしました。

「福」に憑かれた男 という本です。

 

普段は小説を読むことが多く、自己啓発本を読むのはすごく久しぶりでしたので

少し気持ちが構えてしまっていたのですが、小説形式になっておりすごく読みやすかったです。

作者の喜多川さんが伝えたいことを太字で少し大きくしてあるところで視覚的に重要度を感じられてわかりやすいなあと思いました。

 

話のあらすじは善い行いをしてきた本屋さんのオーナーである主人公に幸福をもたらすべく福の神様が憑く、というものですが

序盤は小さな書店を経営する主人公に対し近くに大型の書店ができたり、それに伴い経営が悪化、来月にも店を閉めようという状況におかれます。

不幸にも思えるこの出来事は実は乗り越えるための試練であり、中盤では主人公は色々な成長を繰り返し、乗り越えることで幸福と成功を掴むことができました。

ここまでで私が一番考えさせられたのは状況を打開するためには考えて何か行動を起こさなければならないということです

当たり前のことなのですがこれが難しいんだよなあと感じました。

(主人公は今まで読んだ本をお客様のニーズに合わせて薦めるという方法で赤字から難を逃れたわけですが・・)

自分がいかに考えて行動しようが結果が出なければ意味はありません。

しかし正解がわからない中自分で考えて模索して実行するのは怖いですし、不安です。

ですが尻込みせず一歩踏み出す勇気が大切でありこの本の肝なのだと感じました。

作中に「勇気をなくすものはすべてをなくす」とありました。自分におかれている不利な状況こそ好転の絶好のチャンスと思うことで

勇気をもって挑戦することが大事なのだということを教えてくださいました。

 

最後に。私が感じたこの本の中で一番大切なことは 重要なのは考え方やもののとらえ方であり、成功してもそれがゴールではないしあくまで通過点として見ることで人はもっと成長出来る。例えばどうしても達成したい大きな目標のために成功する、お金を稼ぐ、など達成したい夢のための手段と考えることが大事なのですと書いてありました。

では私の人生の中の大きな夢とは何かなあ?と考えた時にまだ明確な答えはありません。

ここ一年位頭を悩ませている議題ではありますが。。

これからもし私のどうしても達成したい夢を見つけることができたならもっと私の人生が素晴らしいものになりそうだな。私のやりたいことを見つけたい、夢をみつけるために何か行動をしたい!と思わせてくれる本でした。ありがとうございました。