「家族で考えてきてください」

 

病院では本当によく聞く・・・。

癌・終末期・難病・胃瘻・急性期治療後の転機先・回復期病棟入院後の転機先・・・。

 

そして病院内でも

「考えて来てくださいって言ったのにまだ考えて来てくれない」

っていうのもそれと同じようによく聞く・・・。

 

私もそう思ってた。

「考えてって言ってるのになかなか答えを言ってこないな・・・」

って・・・・。

 

実際、家族の立場に立った時・・・・。

「そんなにすぐに決めるのは無理じゃ」

 

本人との関係性、家族の中でも本人と距離感が全然ちがうもの同士が話し合う・・・。

難しいなってほんまに感じた。

そのためのキーパーソンって言葉なのか・・・。

キーパーソンがそもそもその家族の中で発言権・介護力をもってる・本人と良好の関係を持っているとも限らない・・・。

そもそもなんなんだキーパーソンって・・・。

 (パーキンソンとよく聞き違える・・・。どうでもいい話・・・)

だけど決められた時間で答えを出さないといけない。

 

うちの場合結局は元気な時のおばあさんが

「もう、うちは入院せん。家で死にたい!」

という言葉を大切にしたいという気持ちが家族で一致したと思う。

しかし、日によりやっぱり入院させたほうがよかったんじゃないかって言葉も出てくる・・・。

だけど、いまのところ自宅で看取るという気持ちは変わらない・・・。

 

元気がなくなる前に、病気のこと、死のこと、介護のことを家族で話しておくって大切じゃなと思った。

 

 

 

うちのおばあさんは94歳になっても男の人が大好きだ。

訪問入浴に来てくれるスタッフも男の人と女の人への対応が明らかに違う・・・。

男の人には「また来てな~」と何度も言うが女の人には1回もしくは言わない・・・。

 

その傾向は私の夫へも向けられる。

 

10年以上前に私の夫を初めておばあさんに会わせた時に言った一言

「こんな男前は見たことない!」

・・・。

・・・。

普通・・・。

いや普通よりも下か・・・。

やさしさは上ですよ・・・。

その日からおばあさんの夫への愛は止まらないわけです。

 

先日、母がおばあさんに食事介助をしていると「Hさん(夫)の顔が見たいな~」「Hさんの顔が見たいな~」と連呼。

母:「HさんよりMさん(父・おばあさんにとっては息子)の顔の方がとうぶんみてないじゃろ?そっちに会いたいんじゃない?」

→お恥ずかしながらうちの父とおばあさんの関係性は微妙で寝たきりになって一度も顔を見せてません・・・。同じ敷地内にいるのに・・・。

おばあさん:「Mの顔はすぐに思い浮かぶ! Hさんの顔が見たいな~、Hさんの顔が見たいな~」

・・・。

この話で私は母と大笑い。

息子より孫の婿・・・。

息子より男前(あばあさんの目からみた)・・・。

 

その後夫が顔を見せ大喜びだったらしい・・・。

私の家族構成。

 

私、夫、娘2人、実父、実母、祖父、祖父母の8人4世代同居です。

 

その祖母が現在要介護2の寝たきりに近い状態となっています。

 

94歳・・・。

 

元気でおしゃれで口が悪くて男の人がすきなおばあさん。

 

両親の不仲、共働きの影響で、私にとっておばあさんは私の母替わりです。

 

大好きなおばあさん。

 

おばあさんへの思いとおばあさんとの思い出を忘れたくなくてブログ再開!!!