1985年以降の円高不況から、2008年リーマンショックを経て、今年の新型コロナウイルスによる経済の落ち込み迄の間に渡って、題目のような、
 
   「お腹が空いた!」

と叫ぶ子ども達を、目の当たりに見てきた。此については、保護者の管理不足や努力の怠りから来た訳でない。冷酷非情たる政治と行政の責任と断言する。

無論な話しで、私も現在失業保険を受けるか?否かで悩んでいるが、それは私自身、「独身」だから出来ることだと言える。仮に、私に子どもが入れば、そんなことを言える余裕はない。

   死活問題。自殺問題

である。しかしながら、周りは何にも思っていない。一昔前は、「心配はするが、助けられない。」と言った情愛があったが、今は、その情愛すらない。理由に挙げるなら、全て政治と行政に責任がある。


前田直貴