栃木県旧今市市小1女児・吉田有希ちゃん殺害事件・その11(殺害現場) | 雑感

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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140624-00000032-ann-soci
今市女児殺害事件で、32歳の男が殺人の罪で起訴されました。
勝又拓哉被告は2005年、下校途中の吉田有希ちゃん(当時7)を車で連れ去り、胸をナイフで十数回、刺して殺害したとして起訴されました。
宇都宮地検は供述などから、殺害現場を茨城県常陸大宮市の遺体の見つかった斜面から十mほど上にある林道付近と断定しました。
また、殺害時間についても、自宅から遺棄現場までの複数の防犯カメラに映った勝又被告の車や供述から、連れ去りから約13時間後の午前4時ごろとしました。


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予定通り起訴された。


殺害時刻は朝の4時ごろらしい。


常陸大宮市、12月2日の日の出は6時半ごろ。


朝4時の山中は真っ暗だった。


遺棄を済ませて現場を離れ、


直線で約10キロ離れた城里町の路傍に車を止め(本人談)、


そこで凶器を投げ捨てた。


遺体遺棄の現場となったヒノキ林あたりにも茂みは多い。


凶器を捨てるなら、遺棄現場あたりの茂みに放り込んでもよかったと思うのだが、


なぜか10キロほど離れた城里町に捨てたのだという。


遺体や凶器をなるべく別々に処分したいという、


本人なりの工夫が働いていたかどうかはわからない。


凶器を投げ捨て、自宅に帰る途中で道を間違え、


那珂インターから常磐道に乗り入れ、


次のインターで早くも降りた。


料金所のカメラには捕捉されていた。


料金所以外のカメラにも映っていたらしく、


カメラのことは、さして気にしていなかったかのようにも見える。


いまさら気にしてもどうしようもなく、


あきらめていたのかもしれない。


同日午後2時ごろ、有希ちゃんの遺体が発見された。


妙なのは「殺害現場」だ。


宇都宮地検によると、殺害現場は


「遺体の見つかった斜面から10mほど上にある林道付近」


だという。


記事のとおり、そこが殺害現場なら、


少なくとも遺体発見当時は、


そのあたりの地表に、大量の血液が残っていたはずだと思うのだが、


警察は当時、気づかなかったのだろうか?


気づいていれば、殺害場所は早期に特定されたはずだと思う。


なぜ、今ごろになって特定されたのだろう?


知っていて、秘匿していたのだろうか?


それとも遺体発見当時、


遺棄現場付近に、大量の血液は残ってなかったのだろうか?


だとすれば、林道に止めた車の中、


たとえば助手席、後部座席、トランクなどで殺害した可能性もあるが、


犯行に使われた車は、すでに解体されてしまっている。


林道の地面上~林道に止めた車の中・・・


いずれで殺害したとしても、


遺体がキレイだったとか、


「出血した血を洗って(遺体を)捨てたという状況です」(当時の日下部捜査本部長談)


とかの話を、どう考えるのだろう?


よくわからない。


ちょっと、3億円事件に似てきたかもしれない。


事件自体はそれほど謎ではないが、


事件後の警察捜査が謎過ぎるパターン。


捜査幹部のDNA混入、


義父・住民からの有力情報を生かせず、


靴・ランドセル・白いセダンは処分され、


今ごろになって、殺害場所の特定?


しかも遺棄地点から10メートルほどの上の林道付近?


今のところこの今市事件も、


事件後の警察捜査に


首をかしげる部分は多い。


三億円事件のようにならないことを願いたい。