栃木県旧今市市小1女児・吉田有希ちゃん殺害事件・その8(霊能者による霊視) | 雑感

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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140612-00000004-pseven-soci


微妙な記事が出てきた。


元は週刊誌のネタらしい。


書かれてあることが事実なのか、


ライターさんによる面白おかしい創作(脚色)なのか、


真偽はわからない。


突っ込みどころ満載の内容に思えるも、


超常的能力で難事件を解決するというのは、


夢があっていいなぁと、正直思う。


私もかつてコリン・ウィルソンの


"The Psychic Detectives"


という作品を読んでみたことがある。


邦題は「サイキック」だが、原題を直訳すれば


「超能力探偵(心霊探偵)」


であり、そのものズバリ、


いわゆる超能力者(霊能者)がいかに難事件を解決したか、


その事例を収集した作品だ。


「作者なりに真面目に検証しているんだな」


と感心しつつも、途中で


ノリーン・レニア


という名前が出てきて、


がっかりしたのを覚えている。


ノリーン・レニア・・・


日本でもテレビに出演し、


透視の実演などをした人物だ。


彼女の透視と言えば思い出すものはいくつかあるが、


中でも記憶にあるのは、


坂出タケノコ掘り女児行方不明事件


に関するものだった。(ググると事件に関する詳細あり)


2005年4月29日午後1時45分ごろ、


香川県坂出市王越町の「五色台ビジターセンター」付近の竹林で、


タケノコ掘りのイベント開催中に、


大西有紀ちゃん(当時5)が行方不明になった事件。


周囲にイベント参加者が多数いる中、


竹林から5歳女児が忽然と消え失せた


という不可解な事件で、


捜査に投入された5匹の警察犬たちも、


みな一様に首をひねったという。


もちろん、この事件に関するノリーンの透視はさっぱりだった。


この種のものは当たれば文句はないが、当たらなければ、


透視の実演中に酒を飲んだり、タバコを吹かしたりの


彼女の行儀の悪さばかりが印象に残ってしまう。


2005年といえば、吉田有希ちゃんの事件が起きたのと同じ年だ。


大西有紀ちゃんの事件も、未解決のまま9年が経過してしまった。


遺留品は全くなし、姿を消した竹林近くの池の水も抜いて捜査したが、


手がかりは全くないという。


ただ、


「遺留品なし」

「手がかりなし」


という警察の言葉が


案外あてにはならない


ということは、


吉田有希ちゃんの事件からも、よくわかったと思う。


遺留品、証拠、重要な目撃証言、情報提供がありながら


それが軽視され、あるいは見落とされることにより、


謎でもなんでもない事件が、謎にされてしまっている、


ということもあるかもしれない。


吉田有希ちゃんの事件が解明されつつある今、


9年前の、この香川坂出の事件についても、


真相解明を願いたいところだ。