お題をお借りして
そのお題に沿った小説を
思い付きで書いていきます←
下手くそなので悪しからず;
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『†音の世界で†』
お題配布サイト様
「瑠樺の隠し部屋」
ヒラヒラと紋白蝶。
ぼんやりとしながら
木にもたれ掛かる私は
頼りなく飛ぶ紋白蝶を眺めている。
そんな私の隣で姉は
大して面白くもなさそうな
ありきたりな本を読んでいて―…
姉が庭に行くと言ったら
両親は待ってましたと
言わんばかりに私を外に放り出した。
「邪魔だから貴女も
外に行ってきなさい」
私は心の中で舌を出して
言うことを聞いたけれど
こんな毎日で私は息がつまりそう。
魔法とか喋る動物とか
どうして私の世界に無いんだろう。
見えるのは、聞こえるのは
汚くて醜い悪意と囀り。
思わず耳を塞いだ。
小鳥が囀るような優しい音は
慈愛に満ちた声色を私は知らない。
†音のない世界で†
私の前を横切る
懐中時計を持つ白兎は
それを知っているのでしょうか。
