最後のブログが2014年の年末、牡蠣にあたって苦しんでいたころ。
そして、本日2015年1月2日。もう3日になります。
1年以上ブログを書かなかったことになります。

その間、たくさんの出来事があったはずなのに、
自分自身が前に進んだ、と思えるようなことがなく、
結果、1年たって、退化してしまったような気がしています。
新年早々、暗いですが。。。

今年はどうにかしなければ、と思い立ち、
まずはブログを少しずつ再開しよう!と思った次第です。
2015年の出来事の振り返りから始めて、今年は少しずつ、
アップしていこうと思います。

2014年末に留学が終わり、2015年3月から新しい会社で仕事を始めました。
卒業前に無事内定を頂けたのは非常に有難いことで、
帰国のための金銭的援助も頂くことができました。

当初は自分の経験のある分野で評価を得て
会社の様子を学び、経理や業績管理の実務を経験したい、と考えていました。
が、今は、担当しているプロジェクトの状況があまり前向きでなく、
前職と型が非常に似ている仕事であるため、
キャリアチェンジの難しさを目の前に突き付けられて、
がっかりしている自分を毎日ごまかしています。
自分が目指しているものにつながっていないことに、
自分の生活時間のほとんどをとられているという焦りと不安、
それを一時的な現実逃避でごまかしてしまっています。

プライベートでやりたい、こうしたいと思っていたことも、
マイルストーンを置いて取り組むことをせず、
「忙しい」という言い訳が得意になってしまった気がします。

自分自身を追い詰めすぎてもだめだけれども、
今年は公私ともに、前に進む、結果を出す、
そんな1年にしたいと思います。

だいぶブログ更新さぼっていました。

あっという間に今年も終わり、
そして、ついに私の留学生活も終わりとなりました。

※私の学校では1年から1年半の間で必要な単位と卒業プロジェクトを完了すれば
好きな時期に修了することができます。
学生Visaは最大1年半、来年3月まで持つことができるので
授業だけ早めに終わらせて、こちらに住んでインターンすることなどもできます。

もうかなり遅いですが、試験も終え、帰国を残すばかりとなり、
ふりかえりのため、ブログをまとめて更新していきたいと思います。
まずはかなり昔になるけど、今年の3月-5月のTerm3のふりかえりから。

Term 3では、就活もなく、一番学問に集中できた学期だったと思うのですが
選択科目を2つとっていた+スペイン語(引き続き初級)もとっていたので、
やっぱり盛りだくさんでした。

以下科目別詳細。

①Strategy 2
この学期で一番好きだった授業です。
パフォーマンス性の高い講義で大人気だったStrategy1に引き続いて、
ブルガリア人の先生が教鞭をとりました。
グループ経営&事業多様化、新規事業参入戦略、新規市場参入戦略、
Corporate Venture Capitalなど、
戦略という学問の中で近年重要と思われるテーマを扱いました。
ケースメソッドでの授業でしたが、授業で扱うケースとは別に
各授業1チームに同じテーマで別のケースのドキュメントが与えられて、
授業内では自分が予習してきたケースの他、そこで確認したTheoryを基に
クラスメートの分析を見ることができ、とても充実したクラスでした。
先生の解説も、カンペも何も見ずに、さらりときれいに構成された
板書が展開されて、彼の頭脳明晰さに感動しました。
stretegic allianceの回では日産とrenaultのケースを扱い、
授業で紹介されたビデオの中には
一橋の一條先生が出てきてびっくりしました。


②Operation 2
Term1ではオペレーションの基礎Theoryを扱いましたが、
こちらでは、別のスペイン人の先生が、
ケースを使ってOperationに特化した企業戦略や経営課題をさらいました。
後半はベルギー人の美人先生に変わって、
Innovationをどのように起こすか、というテーマになりました。
コース名と内容が全く一致していないように思ったし、
試験もケースの内容を問うようなもので、私には何を新しく学んだのか
いまいちよくわかりませんでした。。。


③Management Information Systems
ERPだったりCRMだったりCloudだったり、
経営やビジネスに関連しそうなITのトピックを
さらっていく、マネジメントのためのIT概要みたいな授業でしたが、
そもそも教授がまったくITそのものに詳しくないので
がせねたみたいな内容も多く、ITの授業なのに20年前くらいのケースを使ったりするので
一番がっかりした授業でした。


④Finance Laboratory Workshops
選択科目です。
Term2のCase Studyという授業はケースが難しすぎて、
すごく不評でしたが、この授業は自由編成のチームで
自由研究して発表する形式で、先生は一切講義せず
自分のチームの回にはプレゼンをする+クラスメートのプレゼンを聞く
という、かなり負担の少ない授業形式でした。
私は各国のBasel規制を分析するチームに入り、当然日本担当となりました。
日本のBasel規制やメガバンク誕生の歴史など、
自分も初めて知るようなことを電子書籍買いこんで調べて、プレゼンつくり
金融のプロの先生に指摘してもらうという、、貴重な経験をしました。
(が、半年以上経った今、既に内容あまり覚えていないという事実に驚愕してます。)
ウォーレンバフェットの投資分析や、
イスラム世界での銀行の仕組みをプレゼンするチームなど
色々あって、とても面白かったです。(・・大半詳細は覚えていない・・涙)

⑤Global Sales Management
選択科目です。
MITで長年アントレを教えたアメリカ人のおじいちゃん先生が、
営業の心構えについて語る&営業トークの練習する2週間連続のインテンシブコース。
この期間の間、1滴もアルコールを飲まないようにと近いをたてさせられ、開講しました。
うちの学校では珍しく、良い発言でポイントがとられるので、
Discusssionにかなり集中していないといけないし、予習もきちんとしなくちゃいけなくて
(MBA生の風上におけませんがたまにさぼってたんで。。。)
この授業受けてる期間中は結構きつかったです。
8日目には立食形式のピッチコンテストがあり、
先生のコネで集められたバルセロナのビジネスマン/ウーマンたちに
自分の営業トーク(3分以内)を最低10人はする、という
かなり体力消耗なイベントがありました。
現地で経営コンサルしてるっていう人からはかなり辛辣なコメントをもらったり、
これもまたいい経験になりました。。
が、何だかあまり後に何も残っていない感がありました。


⑥Entrepreneurship
ビジネスアイデアはどうやってつくる?から、
投資家へのピッチのための心構えまで、
チームごとに自分のプランを作りながら
最後にクラスでピッチのプレゼンするという授業。
学校としてはこの分野を売りにしていきたいみたいだけど
授業の内容はあまりにおそまつで多くの学生が落胆してました。
他の学校だとどんなことを授業でやるのか、気になります。
チームのプロジェクトは気の合う仲間に恵まれ、
楽しかったですが。。


⑦Organizational Change
組織変革のプロジェクトのシミュレーションを通して
組織変革のむずかしさを学ぶ授業。
確か授業の回数がすごく少なくて、シミュレーション流すだけで終わってしまった感がある。。
経営学っていう観点だと、すごく重要で、実際に関わる可能性のあるテーマなので
もっとしっかりやりたかったなと思います。


⑧Global Marketing
新規市場、特に中国、インド、などへどのように展開すべきか
その時の問題は何か、というケースを扱う授業でした。
内容は面白かったけど、先生の分析やクラスでのDiscussionが
浅いような気がしてしまいました。
ちょうど私の大好きなStrategy2でも似たようなケースをやっていたりして、
比較すると色あせて見えてしまったのかも、、。

Term3のCoreClassのチームでは、優秀でMatureな人々に恵まれて、
すごく助けられたのですが、
特にチリでブランドコンサルティングをしていたというチームメートからは
この授業のケース分析とDiscussionを通して、すごく色々なinputをもらい、
授業だけでは得られない、チームワークの良さを実感しました。


⑨Strategig Business Simulation
1年生の授業=必修科目の締めくくりに相応しい授業でした。
とてもよかったです。
特製のソフトを使い、経営意思決定とその結果のシミュレーションをする
ビジネスゲームです。
機械メーカーをモデルに、全学生が2つの市場に振り分けられ、
さらにそこから10チームに分けられ、各市場で競争します。
製造拠点、販売拠点の配置計画から、資金調達、人員計画、生産計画、販売計画まで、
様々なパラメータをチームで議論して決めていきます。
別の会社との在庫転売やM&Aなどもオプションにあり、単純なシミュレーションではなく
競争環境もよく理解しないとできないゲームでした。
とある2チームが連携して、製造会社と販売会社として動いたり、
サウジアラビアの事業家の息子は、安く資産を買い取っては別のチームに
高く売りつけるという激しい営業活動を展開しました。
また、いつも一緒に動いているチームメートではなく、その1週間だけ一緒になる
セクションを超えたチーム編成だったので、チームとして機能するようになるのに
苦労したところも多かったです。
うちのチームはそこに苦労して中々うまくいかず、
その市場の中でワースト1位の結果となりました。。

それはさておき、それらをガイドしてくれる教授陣は、
他の授業を教えているのは見たことがない始めての方々でしたが、
実務にも詳しく、アドバイスはpracticalで、これから経営に関わるであろう
MBA生に向けてのメッセージも心がこもって熱いコメントでとてもよかったです。
が、その内容を既に忘れてしまったという、、、
やっぱりブログはすぐに書かないとだめですね。。



しばらく更新してませんでした、あっという間に5月になりました。
私にとっては1年生最後の月です。
早い。。。

結構前の話ですが、
Desigualという企業の本社訪問へ行きました。
日本語のサイトはこちら

ファッション業界は全く私にはご縁がないのですが、
現地の学生という身分でしか得られない、貴重なチャンスなので
喜んでいってきました。

なんと本社の目の前はビーチ!!
あまりにもきれいで仕事する気がわくのだろうか?と心配。
写真は取り損ねたので、インターネットで画像をひろってきました。
まるでリゾートホテルのようです。




インテリアも、クリエイティブ企業らしく、とってもおしゃれ。
(こちらもインターネットより拾ってきました。)




概要の会社説明の他、アジアの進出状況についても簡単に。
その後は、日本地域のマネジメントを担当している方がいらっしゃって、
Desigualそのものについて、それから、
Desigualがどのように日本に展開しているかのお話を伺えました。

Desigualは、スペインのIbiza島で(DJイベントが有名なリゾートアイランド)
Thomas Meyerというスイス人の方が1984年に始めたブランドです。
現在のコンセプトはLa vida es chula(The life is cool)

彼が現在もデザインと経営を行っており、
最初はリゾートの島の一角の、小さい1つのお店だったのが、
今や何十か国に店舗展開するブランドになっています。
あまりにも急に会社の規模、事業の規模が大きくなっているので
マネジメントの仕組みを作るのが追い付かなくて大変なのだそう。
かつ、いまだバルセロナで製造、全世界へ出荷しているというので
ロジの管理や仕組みがどうなっているのか気になりました。

このブランドは、LVMHグループのブランドのような高級ブランドではなく、
ZARAやMANGOのようなファストファッションブランドでもなく、
"デザイナー'sだけど手の届く価格"のブランドです。
私はあまりこの業界のことよく分からないけど、ちょっと難しそうに聞こえる。。。
現地バルセロナでは、この都市を代表するブランドということで、
空港にも大きいお店があり、町中に広告がいっぱい貼ってあります。

日本には原宿にFlagship店舗があり、
その他はアウトレットや地方のショッピングモールなど、
私が想像する、'アパレルブランドの展開の仕方'とは
ちょっと毛色の違う出店の仕方をしていたので、
「東京等のファッションの中心になるようなところから攻めずに、
九州から店舗進出始めて、かつ、まだ日本で売れてないうちから
アウトレットとかに進出したのはなぜですか??」
と質問してみると、
なんと、中心から攻めずに、ちょっと小ぶりな都市に進出してみて、
感触を確かめながら展開していく、っていうのが
Desigualの標準のやり方なのだそうです。
Thomas Meyerが事前のマーケットリサーチをしない、というのを
ポリシーとして持っているそうで、
事前リサーチに投資するより、実際のお客さんの反応から
少しずつ学んで、徐々にその国に展開していくのだとか。

ちょうど、このTermからGlobal展開を専門に扱う科目が
カリキュラムに入ってきたので、ますますこの話が印象に残りました。

アジアは、シンガポール進出はとてもうまくいっていて、
日本もだんだんと伸びてきているとのことでした。
中国はマーケットが大きくて、狙っているのに、全然うまくいかず、
新規展開はストップしているのだそう。
何がうまくいかなかったんだろう。。
ファッション業界では、アジアは日本がリーダーだから
日本で展開してから他のアジア諸国に展開する、というやり方が多いのよ、
という説明もあり、大変興味深かったです。