ハローワークの求人が頭打ちになってきた頃、
夫はいくつかの転職エージェントに登録しました。
初回面談の際に、職歴や希望条件などの確認があるのですが、
空白期間が長かった夫は、案の定そこを突っ込まれました。
“うつ病で療養していました”と正直に伝えると、
「その期間は家族の介護をしていたことにして下さい」と嘘を強要されたり、
そもそも登録自体をお断りされてしまったり・・・
さて、どうしたものかと調べていたら、こちらのブログを発見しました。
CA2.0さんの「転職エージェントで働いてたけどなにか質問ある?」
人材紹介会社がどのように企業と応募者を結びつけているのか、
そんな裏話が掲載されているサイトです。
転職エージェントの方は、
企業から依頼され、企業の代わりに応募者を絞り込み、
企業から依頼され、企業の代わりに応募者を絞り込み、
企業の利益になる人を紹介することで報酬を得ており、
逆に、紹介した人材が短期間で辞めてしまったり、
重要な経歴詐称が発覚したりすると、
違約金の支払いや会社の信用失墜につながってしまうようなのです。
そのため、転職エージェントと企業の採用担当者は
ほぼ同程度、うつ病や休職に対して敏感に反応すると考えて、
ほぼ同程度、うつ病や休職に対して敏感に反応すると考えて、
「面接でうつ病のことを伝えるか」と同じ受け答えをするようになりました。
「心の病で休職したりしませんでしたか?」と聞かれることもありましたが、
人材紹介会社は星の数ほどあるので、そういう会社はこちらからお断り。
過去の美点と現在の意欲を評価してくれるエージェントを選びました。
余談ですが、転職活動開始から数ヶ月が経った頃、
面接で良い感触だった企業からお祈りが続いて、
夫の心が折れそうになったことがあります。
そんな時、規模は小さいけれど、
夫の希望する職種を重点的に扱っている人材紹介会社に登録しました。
大手のような、“豊富な求人、スカウト、役立つサービスが満載です!!”
という雰囲気は無いのですが、その分、転職希望者へのフォローがきめ細かく、
夫自身が気付いていないアピールポイントをたくさん引き出してくれたのです。
そして、面談の最後に、こんな言葉をいただきました。
「未経験からの人事労務職はなかなか難しいかもしれないけれど、
あなたの経歴ならば、来て欲しいという企業がうちにはたくさんあります。
他の職種への興味が出てきたら、すぐにでも紹介できる状態なので、
自信を持って活動を続けましょう。」