黒くて、霧のように漂っている謎のモヤモヤ。ゼノブレ3で回収されなかった設定の一つですね。
作中では、黒い霧の正体について「正体はズバリこれ!」という説明は無く、消滅現象との因果関係も明かされませんでした。
ここでは黒い霧の正体について考えていきます。
ちなみにですが、考察と呼ぶには程遠いほど妄想をふんだんに含みますのでご了承ください。
あと、初投稿につきお見苦しい点があるかもしれませんが、その点についてもご了承ください。
~項目~
1.黒い霧の正体は〇〇!
2.消滅現象との関係
3.ケヴェスキャッスルの謎
4.殲滅兵器(アナイアレイター)について
1.黒い霧の正体は○○!
黒い霧の正体は、結論から言うと「無の塊」であると考えます。
おそらく、アイオニオンでは二つの世界の交わりが完全には静止していません。場所によっては少しずつ交わりが進行しているものと考えられます。もし完全に静止していたら、消滅現象は一切発生しない筈ですから。
そして、特定の場所において二つの世界が完全に交わる寸前、その場には部分的に消滅した空間が出来ます。その場の交わり具合はおそらく、完全に一様ではなく、原子レベルで違います。その辺の原子がぽつぽつと消滅していき、原子レベルに小さな無の空間が発生し、それが増えると霧のような見た目で姿を現す。
これが黒い霧の正体であると考えます。
黒い霧に包まれるとメビウスに探知されなくなるシーンがありましたが、あれはノアたちが発している電磁波を周りの黒い霧(無の塊)が吸収していたからではないでしょうか。
2.消滅現象との関係
まず、消滅現象が起こるメカニズムは、厳密には「二つの世界(正と負)が交わり、その存在が「0」になることで起こる」ではないです(多分、大抵の人はこの理解でいると思います。違ったらごめんなさい。)
私も最初はこう考えていましたが、これだと以下二つの点を説明できないことに気づきました。
<説明できない点その1>インタリンク時間オーバー
メビウス二人がインタリンクの制限時間を無視して消滅現象を引き起こしたシーンがありました。
インタリンクの時間制限で消滅する理由は、正負それぞれの世界の二人が合体し続けたことにより存在が0になってしまった、ということが考えられますが、それだと消滅するのはメビウス二人だけになるはずです。
このシーンではメビウス二人だけでなく周りの崖も消滅しているため、「正と負が足し合わさったから消滅現象が起こった」では不十分なのです。(周りの崖は、対の存在と交わったわけではないので消滅しないはず。)
<説明できない点その2>球状に消滅する
消滅現象が発生した際、その場所は球状に消滅しますが、こちらも「正と負が足し合わさったから消滅現象が起こった」では説明できません。
以上2点については、「正と負が足し合わさったから消滅現象が起こった」では不十分なのですが、先ほどの黒い霧についての結論を発展させると、消滅現象のメカニズムについて、この2点を包括した説明をすることが出来ます。
その説明はズバリ、
「二つの世界(正と負)が交わり、局所的な無(黒い霧)が発生し、周りの空間を飲み込んだ。」
無が発生するというのは、突然、空間に穴が開いたようなものです。
真空が空気を吸い込むように、「無」は周りの空間を飲み込みます。そして、飲み込む範囲が全方位に対して等距離であれば、そこには球状の跡が残ります。
厳密にはいびつな形をしているかもしれませんが、とにかく大域的な消滅が発生する説明にはなるかと思います。
3.ケヴェスキャッスルの謎(雑です)
ケヴェスのキャッスル周辺は黒い霧が発生しているにも関わらず消滅現象が発生していません。
これは、キャッスルがメビウスたちにとって重要な場所であり、そこに関しては絶対消えないよう、もう一方の世界との交わりをちゃんと静止しているから、だと考えています。
消滅現象が発生する場所というのは、メビウスたちにとってそこまで重要でない場所であり、そこまでマークされていない、ということかと。
黒い霧が多いのは、殲滅兵器(アナイアレイター)のために集めているからだと思います。
4.殲滅兵器(アナイアレイター)について
これまでの黒い霧に関する考察を基に、アナイアレイターの設定も少し説明できると思います。
射出しているのはおそらく黒い霧を凝縮したもので、強い無の力をぶつけることによって任意の場所を消滅させることが出来る、ということだと思います。
エヌによるとアナイアレイターの射程は無限だそうですが、これは無の塊に重力に引っ張られる質量もなければ、空気との間に摩擦が発生するような体積もないからだと思います。
以上、黒い霧に関して考えてみました。
ここ違うと思う!合ってると思う!
なんでも結構です。気楽に反応頂けたら幸いです!