生涯の終幕は呆気無く、再々就職。 | 狂気と正気の狭間

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本日(令和4[2022]年11月21日[月])、入院中の患者が死亡した。

この患者、暫く前から意識的にも食欲も落ちて来ているとは実感していたのだが、当日の朝に顔を観た段階では変わりなく感じた。

しかし、昼過ぎ頃に同僚に言われて様子を見に行くと、もう意識は無く目は見開いて焦点が定まずだった。

夕方前には既に心臓も呼吸も停止していた様だが、16時過ぎに家族が揃うと担当医師の説明の後、患者と対面をしていた。

もうこうなると別段するべき処置も無く、心電図は付けていたがアラームが鳴り通しだった。

解せないのは、この段になって態々ストレッチャーに移譲してCTスキャンを取りに行って事だ。

何の為?

家族へ説明の為に死因を特定する為か?

何とも呆気無く生涯の終わりを迎えたと感じる。

その後、死後のケア等をしていたが、終業時間迄何とも重苦しい雰囲気を感じた。

別段悲しいと言う感情は湧かないが、この患者には食事や入浴の介助に結構関わって来たので、〝もう少し何かしてあげられたのでは?〟とか〝何かやり様が拙かったのでは?〟等とは考えてしまう。