マッド クラッカーのブログ -29ページ目

 ドイツ航空宇宙センター(DLR)は11日、運用を終え、部品が地球に落ちて来る可能性があるX線観測衛星「ROSAT」について、落下日は20日~25日になる見通しだと発表した。部品は最大で約30個、重さ計1・6トンで、9月下旬に落下した米航空宇宙局(NASA)の衛星「UARS」の最大26個、重さ計約500キロより規模が大きい見通し。地上の人に当たり負傷させる確率も「2000分の1」で、UARSの「3200分の1」より高くなっている。落下場所、日時は現時点で予測不能という。

 また、天から衛星の部品が降って来る。DLRによると、現時点でROSATは、10月20日から25日の間に地球に落ちてくる見通し。約90分間で地球を周回する軌道を描きながら、高度を下げて落ちて来る。

 大気圏突入の日時は、太陽活動の変化の影響を受けるため現時点で予測不能で、突入1週間前でプラスマイナス3日、突入前日になってようやくプラスマイナス5時間の範囲で計算できるという。落下場所も現時点では、周回軌道下の「南北緯度53度の範囲」としか発表できていない。1990年に打ち上げられ、99年に運用を停止しているROSATは推進力はなく、今はコントロール不能状態だ。

 今回は部品が多く、重いことが予測されている。観測用の望遠鏡のミラーや、炭素繊維製部品などは耐熱性が高く、大気圏突入の際も燃え残ることが予測されている。数は最大約30個で、重さ計約1・6トン。9月24日に太平洋上に落下したとされるNASAの衛星UARSの部品は最大26個、約500キロとみられており、数、重量ともROSATが上回っている。

 落下予測範囲内の地表の面積、人口分布などを考慮したDLRの計算では、地上の人に部品が当たり、負傷させる確率は「2000分の1」。つまり同様の落下が2000回起きたと仮定した場合、1回は負傷事故が起きるという数字だ。UARS落下前に、NASAが発表した同様の確率「3200分の1」より高確率となっている。



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