見上げれば歌のよう

勇気を出せば
虚勢と読まれ
劣等感を知る
午後の歌

レジをうつあの娘が
目をそらすリアリティ
愛嬌者が見せた
振り向きざまの悪魔

かざした手と手を思い出すたび
切り離されてく「僕」と「自分」

いつでも君がとなりで笑ってるような
いつでも君がどこかで泣いてるような

それでも心は明日を恨むだろう
そっと見上げてごらんよ
いま 茜空



どうせいい案ないし、
いいさ、どうせ急いでないし、
本当がどうだって関係ないし、
つながっていたいなんて思ってないし

もうどうかしたいだなんて言うほうが気分じゃないし、
実際、「正しい」を前に
間違いをわかって選ぶのさ

なるようになるさ、
どうせ なるように——
たぶん、
なるようになっていつか若かったせいで片づけるさ

いいさ、どうせいい案ないし、
いいさ、どうせ急いでないし、
本当がどうだって関係ないし、
はみだしていたいなんて思ってないし



何かが変わったとするなら
ほんの些細な気遣い思い出して
君のいない部屋灯りを消したり
これから何かが変えられると思った
そんな矢先に全てが停止した
君のいない部屋
うつぶせになる

日常を振り返れば
気の抜けた奴がいた
届かない願いを並べても

一瞬だったかのように
なにもできない夜が重なっては
頭の中だけでただひとり彷徨った
認められようとしていたんだ
この期に及んで呆れたもんだな

後悔の声は耳に戻る

頭の中だけはできることだらけだった
まとめられないだけなんだ
ひとつの答えに
それはつまりなんだろう

なにもできない夜を越えたのだから
頭の中にあった全部を順番通り
ひとつずつ出していくんだ
この先を生きるにはそれしかないのさ