明日足が動かなくなったらあなたとの道のりをどれだけ歩いたことになるだろうそれに例えば明日この声が出なくなっちまったらあなたに何をどれだけ伝えられたんだろう不器用な唄口ずさんで限られた時間の中をしわの増えた手のひらを合わせて願い続けた
もしも耳が聴こえなくなったらあなたの声をどれだけ聴いたことになるだろうもしも明日この目が見えなくなったらあなたの顔をどれだけ覚えていれるだろう変わりゆく苛立ちをならべ限られた時間の中を汚れた手のひら差し出して甘えたままで命の時間は短い旅路の終わりが見えても壊れないような清らかなこどもの頃の日々