多分おかしかった
産まれたときからおかしかった
ちゃんとした家族があって
不自由もなくて
わがままを通して生きてきた
多分それって幸せ何だと思う
けど僕はおかしかったんだ
全てはこの頭のせい
いつも何者かになりたかった
小さいときはウルトラマンだったり
ヒーロー物が多かった
小さいときはね
覚えてないけどそんな気がする
それ以降は何者かになろうとしすぎて
自分の考えなんてなくて
僕って存在してなかったのかなって思う
下らない
ほんとに下らない人生歩んできたから
本当に良かったなあー
なんて過去を振り返って実感したことはない
今だってそう
自分なんてどこにもない
だから細かい記憶なんてないし
ふと我に戻ったときに考えてみるけど
夢だったか現実だったか
区別も付かない
ただこうやって頭空っぽにして
文章書いてると自分がいる気がするけど
周りの人にはみした事無いし
どうせ知ったところでみんな他人に興味なんてそこまでない
ただの面白いネタになるだけ
たまに携帯のメモを開くと
自分でも訳分からないことが書いてある
そんなのを誰かに理解しろなんて
とうてい無理な話なんだよな
だけど俺は他人が気になる
こうやって走り書きをすると
どーいう文章をみんなが書くのか
興味ある
下らない
下らなーい
表面ばっかしか見えない
日本に住んでて
文字だけのコミュニケーションが
あまり前で
他人の存在なんて意識しなくても
分かってなくても
自分の思いだけは押しつけれて
こんなのは便利だとは言わない
時代の流れなんて乗りたくないし
何者なんかにもなれなくていい
少し寂しいけど一人でも良い
けどたまには人の中を
覗き見したいって思う
黒くても良い
表面よりかは綺麗だと思う