同居していた義父 "ヨッちゃん" が施設に入って99日が過ぎました。

 

3か月と5日。

 

夫"てさん"と二人でヨッちゃんの面会に行ってきました。

 

施設の受付で体調についての問診表を書いてサイン。

 

てさんも私も緊張していました。

 

ロビーで担当の職員の方を待つこと数分、若い男性職員が現れて、建物の3階に誘導してくれました。

 

その間、さりげなく様子を聞くと、

 

職員「今日はご機嫌がいいので、食事も摂られていますよ」

 

ん?今日は?

 

私「やっぱり機嫌悪いときがありますか?」

 

職員「そうですねえ、すこぶる悪いときは朝食を召し上がらないこともありますね」

 

すこぶる!😲

 

職員「おふろの日とかですかねえ

 

私「わあ、ご迷惑をおかけしてすみません・・・」

 

!!!やっぱり入浴嫌がってた😔

 

なんか、聞いていた話と違う💦

 

 

そうこうするうちに、3階に着き、大きなガラスドアを開錠して内部へ。

 

テレビの前に数人、お年寄りが座って番組を見ていたり、眠っていたりしました。

 

廊下を進むと、話ができるスペースが設置されています。

 

そこで職員さんが声をかけると、、、

 

ヨッちゃんが向こうから歩いてきました!

 

私たちのことを見ると、顔色が変わりました。

 

誰かが面会に来るということで、事前に体温を測られたり、普段と違うことをされたのか、警戒しているようでした。

 

最初、しどろもどろでしたが、こんなことを言い始めました。

 

ヨ「なんか、わたしのことで勘違いしてるかなと思って」

 

て&私「!!??」

 

 

何が何やらわからず、てさんが探りを入れます。

 

て「ああ、コロナだからね、俺たちも熱測られたり、消毒したり、いろいろサインしたりしたよ」

 

私は、ヨッちゃんの意図がよくわかりませんでしたが、とにかく座るように言って、3人で席に着きました。

 

 

私らのことが分かっているのか?

入所させられたことを恨んでいるのか?

 

 

落ち着いてヨッちゃんの顔を見ると、なんだか若返っていました。

皺が減って、顔色もよく、てさんが言うには白目の色も青っぽくて😮

 

元気そうでした。

安心しました。

 

 

まもなくヨッちゃんは、自分の部屋を案内したくなったようで、おもむろに立ち上がり、「こっち」と言い、部屋のほうへ向かいました!

 

ヨ「こっち来てみて、相棒がいるからよ、相棒が」

 

ジャージ下に両手を半分突っ込んで、肩で風を切るように颯爽と歩くヨッちゃん🤣

 

完全に前より若返ってるし🤣🤣

 

まるで俺の島を案内して子分を紹介してやるよ的な🤣🤣🤣

 

 

て「いやいや、部屋には入れないよ、ここで話すようにって言われてるよ」

 

そう言って、キョロキョロ職員さんを探しているところへ、ちょうど職員さんが来てくれました。

 

ヨッちゃん、職員さんと何やら交渉。

 

しばらくすると、ヨッちゃんと、職員さんに連れられて小柄なお爺さんが登場!

 

ヨッちゃんには相棒ができていました!

 

以前、看護師さんが教えてくれた「テレビ仲間」なのか?🤔

 

挨拶をして、対話を試みましたが、相棒は思うように言葉が出てこない様子でした。

その後、相棒は職員さんに誘われて、テレビのほうへ。

やっとヨッちゃんの話を聞ける状態になりました。

 

ヨッちゃんから聞いたストーリーは こうでした。

 

相棒は、昔の職場が同じだった。

自分はその職場の部下で親しかったNさんにここに連れてこられた。

コロナが蔓延しているから隔離されている。

ここはやることがない。

自分はもう退院しても、帰ってもいいかなと思うけれど、Nさんに相棒のことを頼まれた。

相棒は言葉も出ないし、ちょっと面倒みないといけないから、ここにいてもいいかなと思っている。

 

 

驚愕でした😱

 

てさんは、そのNさんの記憶はあったそうで、適当に話を合わせて相づちをうっていました。

 

相棒が本当に同じ会社の人かどうかは分かりません。

 

しかし、、、てさんの心配は何だったんだろう😒

 

てさんと私が息子と嫁さんだということは、ヨッちゃんから職員さんへの話の中で、分かっていることが確認できましたが・・・

 

 

とにかく、Nさんありがとう😭

 

 

そして、あっという間に30分が過ぎ、今度は女性の職員さんが時間を知らせにきました。

 

エレベーターホールのほうへ移動しながらヨッちゃんは、私ら夫婦が○○から来たんだということを熱心に職員さんに言っていました。

 

そして、いよいよ私らがドアを出るとき、職員さんに「ヨッちゃんは出ちゃダメですよ」と言われると、口をとんがらせて不満そうな顔をしました。そして、「○○から来たんだから」と数回言ってました。

せっかく遠くから来たのにって意味なんですかね?

そんなに遠くないんですけどね🤭

 

 

最初に3階まで案内してくれた男性の職員さんが出口まで誘導してくれました。

 

普段、迷惑をかけていることを詫びると、慣れているから全然問題ないですと言ってくださいました。サバサバしつつも優しい感じの職員さんでした。

 

 

 

それにしても

 

 

ケアマネさんから聞いていたヨッちゃんのイメージと、実際のヨッちゃんは違っていました。

 

目を見て話すと聞いて「おお!」と思っていましたが、今日はあんまり目を合わせてくれませんでした。

てさんのほうをよく見てるなと思ったけれど、ちゃんとてさんの目を見てはいなかったそうです。

 

食事は美味しいと言っていましたが、「俺は2食が定番」と言ってました。

思うようにいかないと不満そうな顔も見せたし、不安そうな顔も見せました。

 

つまり、あんまり態度は変わってなかったです。

 

 

変わったのは、健康状態。

顔のハリと艶、足元の安定と歩く速度。

 

てさんと確信しました。

 

こりゃ長生きするぞ!

 

 

ヨッちゃんと話してて、家に帰りたいとか言われないかとドキドキしたけれど、ヨッちゃんの口から次々出てくるのは、結局 昔の勤務先の話ばかりでした。

 

あいかわらず、面白いヨッちゃんでした。

 

 

はじめての面会ということで、一緒にドキドキしてくださった皆さま、ありがとうございました!

 

今週はケアマネさんも面会に行ってくださる予定です。

 

また様子が分かったら書くので、お付き合いよろしくお願いします~😌