お花は大好きだけど
アマリリスは特に
芽が蕾が花びらが
生き生きと話しかけてくるようで仕方がないのは
ちょっと尋常じゃないとは思ってた。
ジョンが亡くなった年の秋、だったと思う。
ジョンの友人が豪華なガーデン ファンドレーズ パーティーに
呼んでくれて、珍しく懸賞が当たった。
その懸賞で買ったのが、
大きなアマリリスの球根。
なんでアマリリスかと言うと
ジョンがよく、
「クリスマスには、アマリリスだよ。」
って言ってたのを思い出したから。
一生懸命、愛情込めて育ててたら、
なんと茎が3本。
お花が14も咲いた。
びっくり!!!
聞いたことない、
一つ一つの球根から、14も!!!
流石に、これはジョンからのメッセージ。
嬉しくて嬉しくてそれこそ芽が出たときから日がな一日眺めてた。
もちろん、球根を捨てるなんて選択はなく、
お花のないビュンビュン伸びてる元気な葉っぱに
お水をあげること10ヶ月。
またまた翌年もお花を咲かせてくれた。
多分、
以前もアマリリスを育てたんだと思うけど、
その時は、この忙しい時期にお花も育てるなんて面倒臭いなあ、
ぐらいに思ってた(笑)
あの頃、一緒にお花をもっと愛でてあげられてたらねえ。
アマリリスはジョンの花と思って、
ジョンが大好きだったクリスマスには
毎年、アマリリスを買い足すようになった。
冬はお花が減って寂しいから、
時期的にも華やかにしようと思ってなのだけど、
クリスマスを終えた1月が近づくと、
彼が亡くなった時を思い出して
今でも追い詰められるように辛くなるから、
家族が寂しくないように、
ジョンも寂しくないように、
思いが届くようにと
アマリリスにお水をあげ続けていたのかも。
そのアマリリスに
ジョンのメッセージが入っていないわけがない。
それはお花だけじゃなく、
球根かららずっとそう。
そう思ったら、
朝日に輝く花びらの輝きや
大輪の花が首を傾げて話しかける様が
次々に押し寄せて来て涙がまたこぼれる。
ジョンが亡くなってから、
サインはいっぱいもらってる。
ユーモアが大好きな彼だから、
意表をついてくるのから
太陽の光が作る虹やら色々。
そして、
彼からのサインだと気づいた時は
涙が溢れる。
きっと心が大きく響くから。
サインを通して
パワフルな愛が伝わるから。
そばにいてくれなくて
今でも時々寂しいとは思うけど
でも、ここにいるよ、
いつも見守っているよというサインは
すごく勇気付けられる。
サインと思えば
不思議と思ったアレもコレもサイン?
そう思った途端、感謝が溢れる。
大丈夫。
ちゃんとこの人生を生きるから。
しっかり終わった後、
光のもとに帰るときに
迎えに来てね、
また会えるの楽しみにしているよ。