今朝、昨今の医学部人気に警鐘を鳴らすブログ記事を読んでいて、あたりまえのことに今さら気づきました。


医学部だけが明確に職業とつながっている星


大学受験の最高位は、東大・京大・国立医学部(正確には医学科)とされますが、これは合格が難しいからです。
難しいから希少で価値が上がります。
すごいことが分かりやすいし、目指しがいがあるし、宣伝になります。


だけど医学部だけ、医師という仕事をかけて受験する。
「東大に行くぞ!」と「医学部に行くぞ!」は別モノ。
大学を選ぶというより会社を選ぶのに近い気がします。

だから単純に上を目指してるつもりの高校生に、大人が「待った」をかけたくなるのは、医学部志望の場合が多いのでしょう。



一方で、たぶん、
医学部=医者
と単純明快だからこそ、うちの娘は志望先に設定しているのだろうと思います。

就活時ではなく大学受験時に将来の自分を想像できる道はそれほどありません。
だから確信を持って進学できる。
うん、ランちゃんらしい考えです。



医学に対する崇高な理想があるかと問われたら、ないでしょうねあせる
もっと感覚的に、やりたいかやれるかを自分に問い質して決めてると思います。

(個人的におすすめの大学のオープンキャンパスにおいて、入試担当の教授から、
「専門知識などいりません。当たり前の学力とたくさんの経験を積んできてください」
と言われましたので、それでいいのか〜とてへぺろ)



じつは幼稚な動機がもう一つ。

「下の高校に行った子と同じ大学で会いたくない」
この虚栄心が、トップ校から東大・京大・医学部を輩出する原動力なのでは キョロキョロ?
いつか自分たちの首を締めなきゃいいけどね…



今現在のランちゃんはあまり深く考えず、自分の学力が目標に届くか?というスリルを楽しんで勉強してるように見える。

今はこれでいいかなーと思う。