ランちゃんが通うのは、県下有数の公立進学校です。

とはいえ、2、3人に1人が東大京大へ進学する有名一貫校のような華々しさはありません。
せいぜい全体の2割程度。
目指して当然といった意識も(比べれば)薄いように感じます。

それでも地元のホープたちですから、同郷の公立高校の教師や先輩たちが、あの手この手で尽力してくださるようです。



そんなご好意の賜物として近年行われているイベントの一つが、京都大学iPS細胞研究所見学ツアー!!
 
ランちゃんは夏休み中から事務所に通って貴重な参加チケットをGETしました。
最先端の研究施設を案内してもらえるんです
わたしが行きたかったラブ


京都では、
素晴らしく整った施設を見学して…
先輩が携わっている研究に同席して…
iPS細胞から作られた組織が機能する様子を見て…
すっかり「研究者になりたい」熱を取り戻しました。
 
でもってランちゃんは大組織とか有名どころとかにあこがれるタイプだと再確認。
小規模マイナー路線のマキちゃんとは正反対なんだなー


ところがところが、
帰宅したランちゃんが真っ先に話したことは、
「大学へ行く途中で漬物買えた!
話に夢中で帰りは迷子になった。
鴨川沿いをみんなとひたすら歩いたんだよ。
楽しかった音譜めっちゃ楽しかった音譜
 
研究所見学関係ない…タラー
 
ランちゃんには高嶺の花だけど、その中の誰かが京都大学医学部を目指すかもしれないね。
君たちの学校からは年に1人合格すれば上出来らしいから、ぜひ頑張って爆笑



下世話な余談ですが・・・
 
研究に携わるだけなら、同じ医学部でも医学科である必要ないよと耳打ちされたそうです。
もっと入りやすい学科からだって希望すれば参加できるから。

「でもねー」
とランちゃん。
「せっかく勉強するなら上を目指したい。
自分を試してみたい」

あなたの人生だもの。
やってみたらいいさ。