ランちゃんの高校では文化祭の準備が始まっています。
1年生はクラス単位で出し物をします。
ランちゃんのクラスは、名付けるなら、
「うちの高校的キッザニア」
生徒たちが将来目指すであろう職業に扮してもらう体験型アトラクションです。
トップ校のプライドを感じる職業が並べられていてほほえましい…かもしれない
公立高校ですから予算には限りがあるため、子どもたちは親が使っている「その職業らしい」備品を集めています。
うちからも父の古い白衣を持っていきました。
その過程でクラスメイトの親の職業を知る機会があったわけですが、両親とも医者という生徒が数人いたようです。
この「両親とも〇〇」という家庭は意外と多いのだとか!
子育てしながらお母さんも仕事を続けたということですね。
すごいなぁ。
「ある子がね、今年は東ヨーロッパを旅行すると言ってた。
両親とも医者なら毎年行けるよね~。いいな~」
「ママに働いてほしい?」
「ヤダ。家にはママがいてほしい。専業主婦だってたくさんいたよ」
「もしママが仕事を続けていたら、私立の医大に行かせられたかもよ?」
「・・・もっと勉強するからいい」
ランちゃん、かわいいぞ