マキちゃんは入塾テストの時の点数が悪くて普通クラスからスタートしています。
それ自体はいいんですよ。
周りを気にしなければ、ね。


塾通いを始めたとき、同じ中学から通う子たちは仲良く普通クラスでした。
ところが数人の男の子たちは、選抜クラスに上がるためにいろいろと試行錯誤していたようです。
例えば外部模試を受けたり (偏差値65以上で選抜入り)、クラス分けテストを何度も受けたり、ネゴったり…

気づいたらひとりが選抜クラスへ。
始めてわずか1ヶ月足らずの快挙でした。

わたしは5月末の中間テスト(上位10%以内で選抜入り)で挑戦すればいいやとのん気に構えてました。
でもマキちゃんは先を越されたことにひどくショックを受けてしまってショボーン
なんか、ごめんね。
強引にでも選抜クラスに入ろう!とかいう熱意がなくて…


「数学簡単なのにー!英語はわたしばっかり当てられるのにー!」
マキちゃんのできるアピールも分かるけれど、実力が足りなかったからテストで点数が取れなかったという事実も受け止めないと。


確かにトップ校を狙うためには選抜クラス入りしていることは必須条件だと言われます。
だからマキちゃんだってまずは選抜クラスに入ることを目指しています。
でもね・・・


昔、車校の筆記試験に落ちた時、
「2点足りなかっただけですよ!」
と愚痴るわたしに、教官は、
「でも全体で22点分間違えたわけだから」
と諭してくれました。


マキちゃんの今の実力はボーダーライン。
あと数点取れたら上がれるでしょう。
でもね。
たとえ選抜クラスにいたとしてもボーダーでは不十分です。
満点目指してるんですからプンプン

だから今は勉強の基礎を固めること。
それはどちらのクラスにいてもできます星
慌てて結果を求めることは、ないんです。


友だちに負けたくないから自分も再テスト受けるというのは、ママ反対だな。
なんでその子のためにテストされなきゃならないの。
姉ちゃんみたいに社会貢献のためなんて気負わなくていいから、自分のために勉強しようよ。

大丈夫
大丈夫
ちゃんと結果はついてくる。


幸い、選抜クラスのレベルくらいならわたしが教えてあげられますチョキ
(あくまでもゴールは公立高校入試なので)
あなたにやる気があるならどこまでも付き合いましょう!音譜


じっくり・しっかり進んでいきたいです。
その方がマキちゃんの性格に合ってるはず。