ナンシー(アメリカ人妻)から、ケーキを買ったので集まれ!と呼びかけがあり、近所の教会で私立受験のお疲れさま会をした。

 
ナンシーの教会は気楽に場所を貸してくれるのだが、ナンシー以外キリスト教徒ではないので、いつも心の中で「神さん、勘弁タラー」と謝っている。
 
受験生を持つ茶話会メンバーは全員無事に合格できた。(神さん、感謝ピンクハート)
私立推薦だった子も含めると、受験が終了したのは半分。
残りは公立受験へシフトだ。
 
このグループは、子どもの成績や学歴が価値基準ではないので、それぞれを比べることもなく、ざっくばらんに近況を話せるから好き。
 
受験疲れのせいか、話題は受験を回避して大学に入る方法になった。
「公立高校にも指定校推薦 designed school recommendations はあるか?」
「系列大学 affiliated colleges に入れるのは何人か?」
とか、そういう感じ。
 
わたしは子どもに大学受験もさせるつもりでいるから、なんとなく聞き流し、ナンシーに日本の受験制度について説明していた。
(ナンシーの怪しい日本語よりはわたしたちの英語の方がマシなので、会話は英語。大変あせる)
 
ふと、世の中には1度も「受験」してない学歴を持つ人がいるんだな、と気づく。
欧米のように全人的な評価によって入学許可された人たちだ。
つまり推薦とかAOとか。
 
日本の受験はオリンピックのようでしょう。
正真正銘、学力の1発勝負。
どんな子だろうと、その日その場所で勝たなければ意味がない。
ドドーンと勝負する根性と運がいる。
 

日々の努力の積み重ねが結果につながることは、どちらも同じなのだけどね。

 
 
魚しっぽ魚の骨魚あたま
余談ですが、イエス・キリストが活動した年齢知ってます?
30歳のとき洗礼を受け、33歳で処刑されたんですって。
なんだか坂本龍馬を連想してしまいました。
ナンシーから聞いたトリビアです。