森光子の放浪記は、だいぶ前に一回、そして、最後の「でんぐり返し」と言われた年の舞台を見ました。その後、明治座の「晩秋」で、舞台に立っているのがやっとでセリフも周りの役者さんが代わりに言ってあげる痛々しい姿が間近の見納めでした。その年の紅白歌合戦ではテレビ画面で、おなじようなハラハラ感を味わいました。それでも、森光子の場合は年齢を鑑みて、大往生だと割り切れます。  しかしながら、勘三郎の急逝はショックです。言葉も出ません。昨秋の浅草平成中村座の公演が見納めです。来年の歌舞伎座こけら落としの楽しみも減りました。悲しみを通りこし怒りを覚えます。食道癌の手術で何故肺炎を起こすのですか? 医療ミスではないですか?マスコミは何故黙っているのですか?深谷さん教えて下さい。 そして、昨夕の地震です。日本列島はぐらぐらな土台の上に横たわり、それを知りつつ原発推進をしてきた上に、愚かにもまたもや稼動を続けるなんて。3・11以来ずっと自分をごまかしてきたけれど、こみあげる無常感に居たたまれなくなりました。