親の話を書いてきましたが、今回のことで我が親ながら

 

本当に驚いたことがたっくさんありました

 

何よりもここまで両親がお互いに依存して生活していた・・・

 

ということがショックというか、ホント呆れました・・・

 

これまでも、折に触れ

 

「絶対お父さんより先に死ぬ!!

 

と、言っていた母でしたが、それをガチで信じて疑っていなかった

 

父が病気になるなんて、微塵も思っていなかったことに驚きましたガーン

 

一方、父は自分が母より7歳年上であることもあり

 

「お父さんが死んだら、お母さんの世話は本当に大変だよ、

 

 頼むよ・・」

 

と言っていましたが(この時点では認知より母の性格上のことで)

 

これまた、母が自分より先に認知症になるなんて

 

微塵も思っていなかったんですよね・・・・ガーン

 

 

ホントお気楽な人たちですあせる

 

 

父が初めに入院した時に

 

「こういう事態になることがあるかもしれん・・・って

 

 考えたことなかったの?」

 

と母に聞きましたが、

 

「そんなこと、思ったこともない!!

 

と即答しましたもんね・・・アホかあせると思いましたよ

 

「二人一緒に亡くなることなんてそうそうないんだから、

 

いつかはどっちかが一人になるんよ。

 

そして残るのは女の人の方が多いし

 

そういう時にどう生きるか考えとかんといけんのよ」

 

と言った時も

 

「そしたら、私もすぐ死ぬ!!

 

と・・・ま、聞く耳持たず・・・でしたよ

 

 

 

 

比較するのも何ですが、義母は、これまでに何度も大病を患いましたが

 

「まだ、お父さんを見送らにゃあいけんから

 

手術してさっさと切ってもらうよ。まだ死ねんからね」

 

と言い、言葉の通り、義父を数年前に見送りました

 

この義母の言葉と姿勢を、私は本当に美しく強いなぁと感動して聞いたので

 

その時の場面を今でもありありと思い出すことができます。

 

私もこんなふうに生きよう・・・と思いましたもんね・・・

 

 

ほんと、義母の爪の垢でも飲ませたいですよ

 

 

 

 

一方、父は父で、これまで家のことは何一つやってこなかった人で

 

部屋の掃除くらいはしますが、台所にはほぼ立ったことがことがありません

 

退院したら、一緒に料理も作ってね・・・と言いましたが

 

これはいまだに一切していません

 

「お父さんが手を出したら、お母さんの機嫌が悪い」

 

「俺がするようになったら、

 

 お母さんが何もできんくなったら困るけ」

 

ともっともらしい言い訳をしていますが、私が持って行ったおかずを

 

「これはレンジで温める?トースターがいい?」

 

と母が何度も何度も確認しているのを聞いていても知らん顔・・・

 

せめて「お父さんが聞いてるから、大丈夫だよ」

 

と一言言ってくれればいいのに・・・と呆れます

 

 

 

幸か不幸か、これが昭和の夫婦の姿だからなのか

 

母は、炊事は自分の仕事と思っているので、

 

そこに不満がないのはすごいとは思いますけどね・・・

 

何を作っているのか心配ですが

 

父も出されるものに不満を言うわけでもないので

 

もう、これがこの二人なんでしょうね

 

この姿を見て、私も二人をそれぞれ一人の人間として見ることはやめました

 

この二人は二人で一人・・・

 

二人で補い合わなければ生きていけないのでしょう

 

もう、今更・・・ですもんね・・・諦めました

 

私には到底理解できませんが、でもね実は周りを見ると

 

このくらいの年代の夫婦には時々見かけるパターンです

 

私の講座に夫婦で参加される方の中には、

 

絶対に夫婦隣の席じゃないとダメ・・・と言い張る方もいます

 

片方に若干の認知があるとかで、自分が隣にいないとダメと言う理由です

 

見ていて決してそんなに大変なわけでなく

 

たった1時間半くらいの間なのに・・・です

 

 

私の友人の両親も、お母さんが病気になり、お父さんは何一つできない

 

と言います・・・

 

それでも努力しようとすればいいけれど

 

平気で「今までしてないからできない」と言いますもんね・・・

 

歳を取れば、努力せずに「できない」と言うことも恥ずかしくはないのかなはてなマーク

 

 

 

 

私は常に、自分の子供たちから

 

「恥ずかしい母親」と思われないように

 

ということを考えて生きているので

 

一人の時間の楽しみ方を知り

 

旦那とだけでなく友人との時間を持ち

 

仕事を楽しみ、人との出会いを楽しんで

 

色々なことに興味を持ち

 

人の話は素直に聞こうビックリマーク

 

と思っています

 

 

色々書きましたが、あらためて、両親へ・・・

 

反面教師でありがとう・・・です笑い泣き

 

 

 

              つづく・・・・