うちの姑が認知症になる前のお話です。

 

その頃、私はカウンセラー養成講座に通って学んでいる最中でした。

長い間ロジャースの理論でカウンセリングを学んでいましたが、

他の流派も学んでみたいと思い、ラカン派のカウンセリングを習い始めました。

ラカンのカウンセリング理論は、まぁビックリすることばかりだったのですが、

今思えば、量子物理学では納得というか(ラカンは昔の学者なのに)、

それまで教わってきたこととは全く違う、新しい理論ばかりでした。

そんな教えの中で、当時、印象に残っていたものが一つあります。

 

先生曰く、

将来、親(義理の親も)の介護をしたくないのならば、「私は親の介護をしない!」と決めてください。

そうすれば、介護が必要な状況にはなりません。あるいは、自分以外の人が介護を引き受けてくれることになり、「自分は介護しない」という現実がやって来る。

…のだそうです。

そのときはまだ、スピリチュアルが今ほど流行っていないときだったし、量子物理学の理論も知らない人が多かったので、教室中が「ええぇっっ!??ガーン」と大騒ぎになりました。

 

でも、それまでの職業上での経験で、介護が家族にとってどれだけ過酷か…を見聞きして知っていたことに加え、姑との同居に苦しんでいた当時の私は、素直に「親(姑も)の介護はしない!!」と決意したのでした。

 

…で、どうなったか?というと、

その頃は既に父は亡くなっていて、母は今もすこぶる元気です。多分(?)

姉夫婦と暮らしているので、とりあえず安心。

 

そして、その「介護しない!」決意から数年後の現在、

私はどっぷりと姑の介護をしています笑い泣き

 

あれ?変じゃない?

先生!「介護しない」と決めたら、介護しない現実がやってくると言いましたよね?プンプン

 

既に、その師の元を巣立って久しいので、その件について気軽に聞いてみるわけにもいかず、自分なりに考えました。


何がいけないのか?汗


私の潜在意識が「私って健気で良い嫁だから、介護やりま~す!天使」なんて思っているんじゃないでしょうねぇ!?えー

 

…そんな疑惑が湧き、自分自身の潜在意識に聞いてみました。

「ちょっとあんた!何考えてるわけ?むかっ」って。

 

どうやって聞くかというと、身体に聞くわけです。

フッフッフッ…それじゃあ体に聞いてみようか?ニヤリ

きゃー!!乱暴しないでー!えーん

…とかじゃなくて、キネシオロジーで判断するのです。筋肉反射です。

 

すると、私の潜在意識の中では、

今現在、私は介護している。→OFF

私は姑を介護したい。→OFF

私は今、姑の世話をしている。→ON

 

…ということは、

私の潜在意識の中では、

姑をガッツリ介護している現在も、「介護ではなくてただのお世話をしている」という認識のようです。

要するに、介護とは、もっともっと地獄のように大変で、介護者は心身共に疲弊してボロボロになるくらいの状況だという認識ってこと??

そのくらいにならないと、私の潜在意識は「介護している」とは認識しないだとぉぉ!!ムキー

 

なるほど…わかりました。

どおりで、現在の状況に陥るわけだよねぇ…。

あのさぁ、私の潜在意識ぃ!えーむかっ

言っとくけど、今でも充分時間と労力を費やして介護しているんですけど!そこんとこわかってくれないと、現実が変わらないじゃない!パンチ!

 

…自分の深いところにある気持ちに気づいて怒りが出てきたり落胆したり、ちょっと悲しくなったところで、しっかりセルフケアしときましたよ。

こんなときのためにアロマ・キネシがあるんだもんね音譜

カフェキネシチャクラキネシ、両方のツールを駆使して自分を癒しましたキラキラ

 

その後も、自分の力だけではなく、いろんなセラピストさんの力を借りて、いろんなセラピーの技術で癒してもらいもしました。

苦しいときは、セラピストだって助けを求めていいんです。

プロの仲間がいるって幸せドキドキ

 

介護を経験する中で、様々なセラピー等の技術が有効に働いて、苦しい現実がどんどん良くなっていった経験を、少しずつ記録に残しておこうと思います。