ある日、私は木蓮さんと一緒にイベントの企画をしていました。
母屋の隣、屋敷稲荷の祠の隣に、私のサロンがあります。
そこで年に1~2回、複数のセラピストさんたちと協力して、癒しイベントを行っています。
その企画で、新規のセラピストに加わってもらうことにしたのですが、その人に問題が多々あることがわかりました。
お客様への被害を未然に防ぐために、私たちは随分悩んだり困ったりしていました。

 

そこで、うちのお稲荷さんに、
トラブルを起こす人と関わってしまい困っていることをお話しし、
「お客様に被害が出ないよう、無事にイベントができるように助けて下さい!」とお願いをしました。

 

木蓮さんがお稲荷さんに話を聞いてくれました。
お稲荷さんは、「その人物が私たちに悪意を持って何かしようとすれば、鉄槌を下す狐お面と、言ってくれました。
お稲荷さんのご加護は頂けるということで、あとは私たち人間が精一杯対処しました。

 

サロンで木蓮さんとお稲荷さんの話をしていると、お稲荷さんが姿を現すことがありました。

 

ある日、私と木蓮さんがサロンでクライアントさんにセッションをしたり、イベントの件を話し合っているとき、
木蓮さんの頭の上に何か重たいものが乗っかりました。

 

木蓮さん:「狐が乗ってる…」
私:「え?狐さん、大きいのに頭に乗ってるの?」
木蓮さん:「…眷属だって。」

いつの間に眷属が現れたのかしら?
木蓮さん:「なんで乗ってるの?」
きつね:「だって、悪い奴が来るんだろう?」

 

「悪い人(困った人)が来るので護って欲しい。」という私のお願いを聞き届けるために、お稲荷さんが眷属を遣わしてくれたようでした。

 

しかし…木蓮さんの頭の上にかぶさるように乗っかって、私たちのセッションを眺めつつ護っている子ぎつねって…か、可愛いラブラブ

そんな出来事があって、例によってmomoさんに我が家のお稲荷さんのことを視てもらうと、
なんと、2匹の小さい白狐が視えたそうです。
まだ幼さの残る子ぎつねで、男の子と女の子だそうです。
男の子の子ぎつねは活発な感じ、女の子の子ぎつねは、控えめで少し後ろに隠れている感じだそうです。
しかし、いつのまに眷属が現れたのやら…。
親分のお稲荷さんに力が衝いたので、眷属が現れたようです。
ラブリ~ドキドキ

可愛い姿だからって、霊力のある眷属狐です。
ちゃんと願いを聞き届け、護ってくれました。

 

いろいろなやり取りの末、困った人は自ら仕事をボイコットし、イベント前に消えてしまいました。
そして、その穴を私が埋めることになったのですが、大変な思いはしたけれど、結果、私のスキルアップにつながり、イベントではお客様に喜んでいただけました。

 

眷属が現れると、親分の神様(お稲荷さん)は直接動かずに祠にいらっしゃるようです。
子ぎつねちゃんたちが、これからは頑張って働いてくれるようで、その姿を想像すると、健気で愛しいです。
そして、とてもありがたいことですキラキラ

お仕事して頂いたので、油揚げをお供えして感謝しました。

 

つづく