前回の続き。
見沼秋フェス2014での出来事
10月4日に、さいたま市のさぎ山記念公園で行われたアニマルコミュニケーションのワークショップの後、AC(アニマルコミュニケーター)さんによる個人セッションを受けました。
個人セッションについては予約が必要だったようですが、その日は空きがあったので、その場で受け付けていただけました
(WSは予約なしで誰でも参加できるそうです)
予定外だったので、携帯の中からうちのペットたちの写真を探しながら、どちらについてセッションしていただこうか?と悩んだのですが(どちらも問題児なので)、今朝も大暴れしていたみるく(♀・5才)のことを相談することにしました。
私が「この子、トイレを破壊するんです
陶器の重たいトイレなのに、咥えてはブンブン振り回して、網を外して放り投げて、トイレの中に敷いたペットシーツを食べたり…」と話すと、ACさんは静かにみるくとのコンタクトを始めました。
そして、ACさんの第一声は「みるくちゃん、必死です。」
や…やっぱり、何か訴えています??
ACさんは、みるくが「家族の笑顔が見たい。自分も家族の一員。」と、アピールしていることを教えてくださいました。自分をかまって欲しいというより、家族と一緒に居たい!ということらしい
普段、昼間は縁側の外の陽が当たる場所、天気が悪い日や夜は娘の机の下がみるくの定位置です。
娘が家にいるときは、娘とみるくは同じ部屋に居ますが、娘はPCかゲーム機かお絵描きに夢中。
家族で食事するときは、廊下を挟んで隣の部屋で団欒している間、みるくは定位置の仏間で独りぼっち。
いつも、家族の方をじぃ~っと見ています。
うさぎさんビィ~~ムを感じて振り向くといつもみるくと目が合います。
そうか…みんなと一緒に過ごしたいのね?
そして、みるくは娘(飼い主)が多感な年頃であることをちゃんと理解していて見守っているそうです。
娘がうさぎ用ケージの掃除をサボっていて、みるくのおうちは汚れていることが多いのですが、実はキレイ好きなみるくは、ズボラな飼い主(娘)に対してこう言っているそうです。
「私があなたのお家だと思ってね。自分のお家が汚かったら嫌な気持ちになるでしょう?」
なんて深~いお言葉
未熟な娘を両手を広げて受け入れると同時に、教育的指導まで含む愛のメッセージ
とてもペットと飼い主という関係とは思えません。
娘はみるくのことを、自分のペット・子分・妹だと思っています。
でも、みるくの方は飼い主である娘を、母か姉が幼い子を見るような気持ちで慈しんでいるようです
ペットと飼い主、動物と人間を、人は「人間が上、動物が下。主従関係。」と思ってしまうけれど、動物の側からしたらそんなことはないのですね。
むしろ、人間よりも慈愛に満ちている…
帰宅してから、娘にみるくからのメッセージを伝えました。
「みるくは大きな愛であなたを見守っているらしいよ。これからはみるくに対して威張り散らしたりしないで、みるく姉さんと呼べば?」
え~!!やだぁ、そんなお笑いの人みたいのぉby娘
ん?美容番長(シルク姉さん)をイメージした?
私はどちらかというと、桃井系ホルスタイン(ミル姉さん)のイメージだったけど。
みるくの名誉のために、まぁまぁ可愛いく撮れた写真を1枚
その夜、家族が全員揃ってから、ACさんが伝えてくださったみるくの言葉やアドバイスなどを改めて共有しました。
そして、その日のうちに、みるくに大きな変化がありました
今までは、みるくはオデコを撫で撫でしてと要求するくせに、その他の場所には触らせてくれませんでした。
無理にお手入れしようとしたり撫でようとすると、警告の甘噛みで反撃(?)してきたのに、
「触らせてね。そっと撫でるからね」と言って手を出すと、こちらを向いて落ち着いて座り、長い間ナデナデさせてくれました
ここまで来るのに5年も掛かったよぉ!
みるく姉さん、人間の言葉をしっかりと理解してくれているようです。いやぁ!さすがですなぁ
トイレの破壊活動の方は、まだ完全に止めてくれたわけではありませんが、激しいのは治まりました。
ときどき、カタン!カタンッ!と軽くトイレを咥えてアピールしています。
飼い主を呼ぶための手っ取り早い方法だからでしょうかね娘が近くにいるときにまだやっています
見沼秋フェス2014でのアニマルコミュニケーション・ワークショップと個人セッションは、猫の保護活動のためのチャリティで、WSは無料、個人セッションは1500円です。
セッション代金は保護猫のために募金することになっています