カウンセリングを行うにあたって、私はカール・ロジャースの来談者中心療法で面談しているのですが、手法を変えるということではなく、知識の幅を広げるという意味で、去年からはラカン派の精神分析も学んでいます。
知識の幅を広げて仕事に役立てるという意味では、先日からセッションに取り入れることにした数秘&カラーを学んだことも同様なのですが、
実は私、勉強する前は、精神分析と数秘&カラーは、全く別物のように感じていました。
でも、実際に学んでみて、(ラカンの)精神分析と数秘&カラーに対する感覚がだいぶ変わりました
精神分析の方はどちらかというと臨床寄りで、長く心理学や精神医学を学んできた者でさえ、習得するにはさらに多くの時間と経験を費やす必要があり、学びながらも自分と向き合う辛さや重さを覚えるもの。例えるなら「男性的」な厳しさ、重厚、闇(病)・・・という感じ
一方、数秘術・色彩心理学は、長い歴史と学べば学ぶほど広がりや奥深さを実感する学問でありながら、生活の中にすぐに取り入れられる(ようにアレンジされた)手軽さからか、あるいは神秘性を帯びていて、しかも文字通り「色」を扱うということからか、女性的な柔軟さ、華やかさ、軽やかさ、そして楽しさを感じました
一見、相反するものを感じたりもしますが、中身を知ってみると、意外に繋がりがあることがわかりました
具体的な例は、また別の回に記しますが(長くなるので)、
入り口が違うもけれども中で繋がっているもの、異質ではあるけれど通ずるものがあるものを、両方学んで自分の中で混ぜ合わせ、良い部分を取り出して自分なりに構築し直したものを実践に生かすことが重要だと思いました。
この過程は、表看板のカウンセリングの仕事の傍ら、今のところ親しい人たち向けに行っているヒーリングにも言えることです。
全ては繋がっているんだなぁ…そう気付いたとき、心の中がキラキラと輝きました
自分が昔から(子供のときから)やりたいと思ってきたことを、徐々に、しかし確実に獲得してきたことが次にやりたいことに繋がって、そうしているうちに「これはいいかも」と、理由はよくわからないけれど直感で飛びついたものが、実は自分の夢に向かうためには必然だったことがあとから解る…これってかなり感動に満ちた人生だと思います
…と、自己満足したところで、今日も夕方から精神分析の勉強をしに行って来ます
その前に、家族のための夕飯を仕込んでおかなくては
したいことをするのはいいけれど、その前に、実生活においての自分の役割はきちんと果たし、目の前の課題を確実にクリアしましょう
そうすることが、自分が幸せになること=周りも幸せにするということなんじゃないかな?って思います
繋がりついでにもう一つ。
レイキで「ヒビキ」について習ったときに、感覚を磨くためにオラクルカードをヒビキで引くという方法を身に着けました。
オラクルカードというものの神秘性はともかくとして、私は感覚の訓練のために1セットのオラクルカードを購入し、それから毎日カードを引いています。
これがなかなか…侮れないが、それはいいとして、
説明書などを読まずに、レイキの先生から教わったことだけをやっていました。
そして先日、数秘&カラーを習得して、何の気なしにオラクルカードの説明書の冒頭を(初めて)読んでみたところ…「ピタゴラス派の数秘術をベースにした…」と書かれていたのを発見!
数秘&カラーに出会う前から、知らない間に数秘術に親しんでいたんだ…って、後から気付かされました
ここでも繋がっていたのねぇ…。