年末ということもあり、大掃除をしなくちゃあせるとか、あの問題は今年中に何とかしよう!…とか、いろいろと身辺整理のようなことをしたくなる時期ですね。


普段は、多少の問題はあっても「まぁいいか!まだ何とかなっているし…」と、見なかった振りをして棚上げにしていたことが、こういう節目の時期になると目障りになってきて、「やっぱり、片付けてみようかな?」と、思ったときがチャンス!クラッカー

すぐ手を着けましょうDASH!
面倒臭そうだったことも、「今、やるビックリマーク」と決断して取り掛かってみると、案外片付いちゃったりするものです。

勢い!と言うと、やっつけ仕事みたいで何ですが…汗
直感で「今!」と思ったときを逃さないことが一番重要なのかもしれません。


私もついこの間、長らく棚上げしていた小さな問題に向き合ってみたところ、出るわ出るわ、心の深いところに隠れていた要らない思い込みがガーン


6年近く続けてきたフランス語の講座(2箇所のうちの片方)を今年いっぱいで止める決心をしたのですが、そこに至るまでに自分の心の中を掘り下げて覗いてみたら、
「優秀でなければ愛されないしょぼん」とか、

「我慢を続けることが美徳合格」、

「常に頑張らなくては生きられない叫び」・・・

という刷り込まれた観念に(未だに)縛られていたことに、改めて気づかされました。


自分を騙して気づかない振りをしていた心の闇…
それに向き合うことを無意識に避けようとすることが、「習い事を止めるか否かで迷う」という、一見たいした問題ではないと思えるような出来事に置き換えられて、現象として噴出していたようです。


けれども、年末で講座の更新時期という節目になった今、表面上は「習い事の継続or中止」という簡単な問題の中に、
「真の自分と向き合うきっかけが隠れている」ということと、

「それに向き合うだけの力が今の自分にはある」という

潜在意識からの呼びかけがあることに気づき(直感)、それに従い行動(思考)することで、幼少時から抱えていた私の中の大問題を、一掃することができました。
そして、「今期いっぱいで、この講座をやめる!!」と、何の憂いも無く決断できました。

心の奥の整理という作業は、ちょっと勇気が必要で少しばかり大変だけれど、結果は実にシンプル。
数ヶ月間迷ってきた問題なのに、スッキリと片付いてしまいました。


「勉強自体を頑張る」ことよりも「止めないように頑張る!(続ける)」というふうに捻じ曲がった拘りを手放してみると、その拘りに付随していた負の感情から解放されて、「純粋に勉強を楽しもうキラキラ」という思いに変わりました。


心持が変化すると、すぐにそれに相応しい現象が現れるから不思議…というか当然?
もう一箇所で受けているフランス語講座が、とても楽しくなって、昨日は幸運にも、マンツーマンで授業をして頂けました。

本たっぷりみっちり1時間半。
自分のペースで学ぶことの心地よさを体験して、「僅かな進歩を喜びながら好きなだけ学ぶ自由」を自分に許すことができました。


近頃は、講座の後で行うフランス語仲間とのお茶会コーヒーだけが楽しみで勉強に行っていた私でしたが、
これからは、フランス語講座のある日は、勉強もお仲間とのおしゃべりも、全部が楽しくなりそうです音譜


自分が自由になると、我が子への対応にも余裕が出ます。


うちの子供は、小2のときに本人の希望で始めた水泳を、高1の今でも週1で続けているのですが、今までは、「せっかく続けて来たのだから、高校生のうちは続ければ?」「健康と美容のためにも…。」なんて押し付けがましいことも言っていました。

でも、これからは「もう必要ないと思ったら、いつでも止めていいし、またやりたくなったらいつでも再開していよニコニコ」と、心から言ってあげられます。

習い事も、進路に関しても、親という立場になると、責任という言葉に摩り替えて、自分の拘りを押し付けてしまう傾向が、私も含めてどこの家庭にもありがちです。
でも、親自身が自由な感覚を持つことで、子育ての姿勢も変わると、今回の自分の経験で改めて認識しました。



・・・こうやって、カウンセリングを仕事で行うだけではなく、セルフカウンセリングも日々行っている私です。
カウンセラーなんて肩書きはありますが、私も普通の人間。

迷える子羊ちゃんヒツジ(?)です。
一生修行とも言えるけれど、それは苦しいことだけではなくて、人は何歳になっても更に成長することが出来るし、それが生きる喜びでもあると思います。
自分の内を見つめることも、外から知識を養うことも、生きていく限り求めていこう…人間だから。